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全国公開を目標としたストレッチゴールに挑戦

映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』配給宣伝チームは、20ヵ国を超える映画祭で取り上げられ、数々のアワードを受賞した本作の全国公開へ向け、クラウドファンディングプラットフォームのMotionGalleryにて2022年5月16日(月)12:00からクラウドファンディングを実施している。

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2022年7月14日(木)23:59まで実施し、当初の目標金額120万円に対してプロジェクト開始2週間で達成率100%を突破。さらに全国各地での公開実現のため150%180万円のストレッチゴールに挑戦している。この後に集まった資金は地方映画館への配給活動に使用される。

概要

本作は監督・北尾和弥が「人を思考へ導く新たな映画」を追い求めてたどり着いた新たな形として、世界で高い評価を受け、主演にはダンスペインター / パフォーマーの石川理咲子(Ree)。観る者を思考に導く哲学的で詩的な言葉の嵐と、リアリティーの次元から引き剥がされたような出演者の演技、大胆に景色を切り取る様な映像が、不思議な魅力を醸し出す異色作。特に高く評価されたのは、現代の東京をディストピア的に捉えた映像美と、研ぎ澄まされた音響。監督 / 撮影を務める北尾和弥の都市をフレームで抉り取るような画面構成や光と影の捉え方は、そこにある景色を全く別の劇空間へと変質させる。

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一台の一眼レフカメラと三脚、安価な数本のレンズ、たった三十数万円の予算で作られたこの映画をただの「異質な映画」に留まらせず、新しく優れた「都市のダークファンタジー」と言われる様な異様な魅力を放つ映画へと昇華していきたいという願いが込められた本作が、様々な要因から、日本国内の人の目に触れることは叶わなかった。「世界で評価されたその可能性を、より多くの人へと響かせなければならない。」そんな想いから自主配給での劇場公開へ向けた活動を始め、配給・宣伝資金を集めるためのクラウドファンディングを始めるに至った。

ストーリー

共に暮らしていた男が突然姿を消した。
部屋に残された無数の写真。
女は写真に写った場所を探し始める。
不安定さを増す現代の東京を写真を手に彷徨い歩きながら、女は4人の人物に出会い会話を重ねていく。
失うことへの不安、焦燥、自らが信じていたものへの疑問、、、
様々な想いを掻き立てられながら、次々と立ち現れる”問い”に内なる対話を深め、女は、自らの中にあったはずの何
かを埋め戻そうと足掻く。
なぜ、何に、足掻くのか。
彼女のたどり着く先とは、、、そしてあなたは――

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クラウドファンディング達成後の想定スケジュール

  • 2022年7月~8月:宣伝材料の作成
  • 2022年8月~9月:メディア向け試写会を開催
  • 2022年9月~11月:草の根からの宣伝活動
  • 2022年12月~2023年1月:都内劇場にて公開
  • 2023年1月~:地方劇場での公開を目指す