ArtSticker主催の松山しげき新作個展「ナルキッソスは水面を見続ける」が開催

世界で注目を集めるアーティスト 松山しげきによる新作個展「ナルキッソスは水面を見続ける」が、2023年4月8日(土)から23日(日)まで、元映画館にて開催される。 THe Chain Museumが提供するアートプラットフォーム「ArtSticker」が主催する本展に出展される作品は、ArtSticker限定で2023年4月8日13:00~23日19:00までエントリー制で販売を受付けている。

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松山しげき「ナルキッソスは水面を見続ける」キーヴィジュアル

松山は第一次大戦の頃使用されたダズル迷彩を使用した作品で、国内外から注目を集めている。これまでの制作では、SNSやブログなどインターネット上にアップロードされている無数のセルフィーやスナップなどの顔写真から、ビデオプロジェクターを使い「目」だけを正確にトレースし、肖像の輪郭はモデルとした実際の人物から、人種や性別、髪型、体型などを全く別の人間に描き変えることで、インターネットの匿名性や情報の不確かさを表現した「現代人の肖像画」を発表してきた。

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参考作品 Shigeki Matsuyama《Image: iGen sees the world in 2D #02》

本展では、松山の代表シリーズである、SNSなどにアップロードされている無数のセルフィーやスナップ写真をモデルとした肖像画《 Portrait of dazzle 》を始め、新作の絵画シリーズ、更に新作の彫刻をお披露目する。

松山にとってArtSticker主催での個展はMA2 Galleryに続き、2回目。今回の会場は、30年前に閉館した映画館を改修した元映画館。ホワイトキューブとは異なる没入空間で、松山の世界観を堪能できる機会となる。

※本展の会場は展示の演出上、うす暗い空間となっており、繊細な彫刻作品の展示となるため、小さなお子様連れでの入場はご遠慮ください。

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参考作品 Shigeki Matsuyama《Portrait of dazzle #194》

松山しげき プロフィール

1998年よりイラストレーターとして広告やプロダクトのイラスト制作を手掛け、2011年以降はよりコンセプチュアルな作品制作を行う為にアーティストへ転身し、現在では国内外のギャラリーにて絵画・彫刻・インスタレーション作品を中心に発表している。

  • 2023「Study:大阪関西国際芸術祭"二次元派展"」中之島図書館 /大阪2023「KITAKAZE」Maison Ozmen /パリ
  • 2022「Portrait of Dazzle」銀座蔦屋 / 東京
  • 2022「ART021 SHANGHAI 2022」Gallery FUNC / 上海
  • 2022「Portrait of Dazzle」GR gallery / ニューヨーク
  • 2022「Portraits III Red room」roidworks gallery / 東京
  • 2022「Portraits II」GALERIE OVO / 台北
  • 2022「MELTING POT」Mozuku Gallery / カオシュン
  • 2021「Duality」天野タケル×松山しげき二人展 Urban Spree Galerie / ベルリン
  • 2021「アイシジェンは世界を二次元で見る」MA2ギャラリー / 東京
  • 2021「ブレイク前夜展『美術手帖』総編集長・岩渕貞哉セレクション」銀座蔦屋 / 東京
  • 2020「ドコモ×rooms / みる、みられる。展」rooms / 東京
  • 2019「Communication:Dazzle room」studio fujino / 神奈川
  • 2016「Narcissism:Dazzle room」rooms / 東京

松山しげき個展「ナルキッソスは水面を見続ける」開催概要

会期2023年4月8日(土)~23日(日)
会場元映画館
入場無料
アーティスト在廊予定日2023年4月8日(土) ・23日(日)15:00〜19:00/
特設ページhttps://bit.ly/3mrFMDP