日本の玄関口である成田空港から日本の才能が世界へと羽ばたく後押し

成田空港による、初のアートコンペティション「NARITA ART RUNWAY」が作品募集を2025年5月1日(木)から6月15日(日)23:59まで受け付けている。本コンペティションは35歳以下の日本で活動するアーティストを対象に、世界進出を後押しするもの。毎年異なるテーマの作品を募集。入賞者(大賞・佳作)には、賞金のほか、世界中から毎月数百万人以上が訪れる成田空港にて、作品展示をする機会が与えられる。日本の玄関口である成田空港から日本の才能が世界へと羽ばたく後押しとなることを目指している。詳細は公式サイトから確認できる。

adf-web-magazine-narina-art-runway

スケジュール

  • 作募集品期間:2025年5月1日(木) 〜6月15日(日)23:59まで
  • ファイナリスト発表・オーディエンス審査開始:6月末予定
  • 受賞者発表:7月上旬予定
  • 作品製作期間:7月~8月予定
  • 受賞者作品展示:9月~11月予定

審査員

田尾圭一郎(田尾企画編集室代表)

アートの企画・編集・コンサルティング。2006年、国際基督教大学卒業。博報堂を経たのち、美術出版社「美術手帖」ユニットにて企業や自治体とのアートプロジェクトの企画、地域芸術祭の広報支援、雑誌・書籍の編集、展示企画などに携わる。2022年に独立し現在に至る。

沼田侑香(アーティスト)

1992年千葉県千葉市出身。2022年東京藝術大学大学院油画専攻修了。アイロンビーズ等の素材を用いてコンピューターバグをモチーフとした作品を展開している。主な展示として、「クリテリオム100」(水戸芸術館、2024)、NIKE Jordan Brandとのコミッションワーク作品が「World of Flight Tokyo Shibuya」で展示されるなど、様々な場所で発表している。

藤本実(研究者/メディアアーティスト)

MPLUSPLUS株式会社代表取締役社長。2025年4月より武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科客員教授。自身もダンサーとしてパフォーマンスを行い、神戸大学大学院博士課程にてウェアラブルコンピューティングを研究。工学博士。教員経験を経て、2013年にMPLUSPLUS株式会社を設立。2023年には、CCBTにてMPLUSPLUS「Embodiment++」を開催。

満永隆哉(HYTEK Inc. 代表取締役/Creative Director)

千葉県出身。国内外のブランドやアーティストのクリエイティブを手がけながら、自身もアーティストとして活動。技術による文化拡張をテーマに作品を発表し、文化庁メディア芸術祭、ADAA、WIRED Creative Hack Awardなど受賞。NBA公式戦、America's Got Talent、TEDxなど国内外の舞台にも出演。Forbes JAPAN「世界を救う希望」NEXT100選出。