農園に溶け込むレストラン

石川県金沢市のレストラン「レ・トネル」が、日本経済新聞「何でもランキング(冬も緑あふれる温室カフェ部門)」において、第1位に選出された。設計は坂茂(ばん・しげる)が手がけた、金沢の「農」と対話する独創的なガストロノミーで、ここでしか味わえない「文化と自然の融合」を提案している。

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ぶどう園の中にたたずむ紙の温室レストラン「レ・トネル」

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店内にもぶどうの木が引き込まれ、まるでぶどう園の中にいるような非日常空間が創出されている。

坂は、再生可能な紙管を構造材に用い温かみと力強さが共存するデザインを施した。周囲の緑を存分に取り込む設計により、屋内にいながらにして農園の土の香りや風の気配を身体全体で感じることができる。直営の蒸留所では周辺に広がる耕作放棄地を再生して栽培した草花を原料にしたドリンク「MORI NO NIWA」をつくっている。レ・トネルでは料理に合わせて提供している。また、レ・トネルでは季節の花を閉じ込めた「花氷」も楽しめる。

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「ぶどうの森蒸留所」では3つの蒸留機を使って草花の香りを集めている

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周辺で栽培する花を閉じこめた花氷

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「ぶどうの森 レ・トネル」

所在地石川県金沢市岩出町ハ50-1
URLhttps://tinyurl.com/37ma5d9a