シンガポールのRSPが手がけた複数プロジェクトが多数受賞

ADF12/06/2024≫ 建築≫ デザイン

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ユネスコ賞、プリ・ヴェルサイユ2024で2つのプロジェクトが複数の賞を受賞

シンガポールに本社を置く世界有数の複合領域建築・エンジニアリング・デザイン・グループであるRSPが国際的にも地元でも高く評価される複数の賞を受賞した。プロジェクト・デリバリー、サステナビリティ・イニシアチブ、技術革新、グループ従業員へのコミットメントを通じてグループの優れた業績を発表した。RSPはアーキテクチャー・マスター・プライズ（AMP）でマルチディシプリナリー建築部門の栄誉あるラージ・ファーム・オブ・ザ・イヤーも受賞している。

Gaia at Nanyang Technological University, Singapore
Photo credit: RSP

The garden at Changi Airport Terminal 2 provides restful respite for travellers
Photo credit: RSP / Law Yoke Foong

代表的なプロジェクトであるGaia（ガイア）は、生活環境を美しく改善する優れた建築やデザインに毎年授与されるユネスコ賞、プリ・ヴェルサイユ2024で大賞（キャンパス）を受賞した。また、チャンギ空港第2ターミナル拡張プロジェクトもインテリア部門（空港）で特別賞を受賞した。ガイアは南洋理工大学（NTU）にあるアジア最大のマスエンジニアードティンバー（MET）建築で、RSPが伊東豊雄建築設計事務所と共同で設計したものである。これらのプロジェクトは多くの栄誉に輝いた。

プリ・ヴェルサイユ：グランプリ（世界で最も美しいキャンパス賞）
アーキタイザーA+アワード：審査員賞（持続可能な施設建築）
ゴールデン・ピン・デザイン・アワード：空間デザイン部門受賞
シンガポール・グッドデザイン・アワード：サステナブルデザイン賞
シンガポール・グッドデザイン・アワード：ピープル・チョイス・アワード（第3位）

パリを拠点とするBOIFFILS Architecturesとの共同設計によるチャンギ空港第2ターミナル拡張プロジェクトは、先日発表されたMIPIMアジア・アワードの最優秀改修ビル賞（金賞）を含む、さらなる受賞を果たした。このプロジェクトはまた、世界的に知られるArchitizer A+アワードのPopular Choice Winner（交通インテリア部門）を獲得し、シンガポール・グッドデザイン・アワードでも2つの賞を受賞した。本プロジェクトはターミナルの拡張と改修で構成され、3階建てで12万m²に及ぶ。建築とランドスケープの境界を曖昧にしたこのターミナルは、穏やかな雰囲気で、旅行者は鉱物、水、緑豊かな屋内景観をまるで旅するように移動し、自然のヒーリング効果が楽しめる。

Changi Airport Terminal 2
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Gaia at Nanyang Technological University, Singapore
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Communication Plaza and Grand Staircase, Gaia
Photo credit: RSP

Photo credit: RSP

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ビャルケ・インゲルス・グループ（BIG）とカルロ・ラッティ・アソシエイツとの共同設計によるキャピタスプリング（CapitaSpring）は、国際高層ビル・アワード2024/2025を受賞した。高さ280メートルのキャピタスプリングは、建物全体にオープンスペースと緑地を配し、シンガポールのセントラルビジネス地区の中心に、垂直都市主義の開かれたオアシスを作り出した。レストラン、オフィス、サービスアパートメント、スカイガーデンなど、多様な居住区を模している。