2027年竣工「Shibuya Upper West Project」の建築デザインをノルウェーのSnøhetta(スノヘッタ)が担当
渋谷の新たなランドマーク「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」が、2027年度の竣工に向けて始動した。発表された計画概要の目玉は、建築デザインにノルウェーを代表する事務所Snøhetta(スノヘッタ)を起用したことと、コンテンポラリーラグジュアリーホテル「The House Collective」が日本初進出を決めたことである。渋谷の賑わい、松濤の静謐な住宅地、独自のカルチャーが息づく奥渋エリアの結節点に位置する本プロジェクトが、国際的なパートナーを迎え、ついに動き出した。
渋谷に根差した複合施設開発やリテール、ホスピタリティ、カルチャーのノウハウを持つ東急グループと、国際的な複合施設開発やワールドクラスブランドのキュレーションの実績を持つLCREとのパートナーシップにより推進する本計画は、地上36階地下4階の複合施設で、洗練されたライフスタイルを提案するリテール、ワールドクラスのスモールラグジュアリーホテル、ハイクオリティな都市型居住を実現する賃貸レジデンスを有し、隣接するBunkamuraとのアート&カルチャーにおける融合により、渋谷の新しいランドマークを目指す。「Tokyo's Urban Retreat」というキーコンセプトのもと、都会の喧騒の中に安らぎと寛ぎを提供する。
プロジェクトの建築デザインに起用されたのは、その土地の持つ背景やランドスケープに合わせたサステナブルでコンセプチュアルな空間づくりを得意とし、国際的に高い評価を得ているノルウェーの建築・デザイン事務所「Snøhetta(スノヘッタ)」。
ホテルは、香港に拠点を置く国際企業「Swire Hotels(スワイヤー・ホテルズ)」が展開する、クリエイターやエグゼクティブに幅広いファン層を持つコンテンポラリーラグジュアリーブランド「The House Collective(ザ・ハウス・コレクティブ)」が、日本初進出する。
更に、本プロジェクトでは、東急グループとLCREが掲げる持続可能な開発目標の達成に向けて、環境とサステナビリティに配慮した国際認証などの取得を目指していく。