新プロジェクト「tefu」で自分らしい住まい方を提案
まちづくりにつながる事業の企画、設計、店舗運営を手がけるUDSは、空間や時間やモノなど、さまざまな価値を分かち合いながら、自分らしく住まうためのプロジェクトtefuを展開する。「家具シェアリングサービス」と「複合施設マネジメント」の2本軸で事業展開し、自分らしい住まい方を実現していくための場やサービスを企画、設計、運営していく。
コロナ禍による働き方や生活の変化とともに、自宅で過ごす時間が増える中、住まいや、自宅周辺環境へのまなざしに変化が生まれている。自分たちが、本当に心地よいと思うのはどういう住まい方なのか。これまで無意識のうちに規定されてきていた住まいのあり方の選択肢を広げ、より多くの人が「自分らしい住まい方」を手に入れられるように、という想いから生まれたのがtefuプロジェクト。
tefuプロジェクトは、空間やモノなどを「所有して価値を消費」するのではなく、「分かち合って、未来につなげていく」ことで手に入れる「自分らしい住まい方」をサポートする。具体的には「家具シェアリングサービス」と「複合施設マネジメント」の2本軸で事業展開し、”住まいの中“と”住まいの外“をより良いものにするための提案をしていく。
tefuの名前は蝶の旧かなづかい「てふ」に由来する。「蝶が羽ばたけば、はるか彼方で大きな風がふく」と言われるように、一人ひとりの小さな選択や行動(羽ばたき)は確実にまちに、そして社会に繋がり影響を与えていく。
プロジェクト全体のアドバイザーには、PADDLERS COFFEE、BULLPEN共同代表の松島大介を迎える。プロジェクト展開開始に合わせ、「自分らしい住まい方」、「自分らしい生き方」を実践する人を松島が訪ねるWeb連載企画「Home Again」をtefuホームページとInstagramで展開していく。
「家具シェアリングサービス」の家具パートナーは、北欧の引き継ぎ型社会にならった豊かな暮らしを目指し長野県上田市を拠点に北欧の家具や雑貨を扱うhaluta。tefuでは両パートナーの見立てを経た商品やサービス、空間を提供していく。
具体的な事業展開
■「ビンテージになる本物の家具 “Vintaging furniture”」のシェアリングサービス
時間の経過で価値が損なわれない、むしろ時間を経ることで価値が高まる、「ビンテージになる本物の家具 “Vintaging furniture”」のシェアリングサービスを展開。使い込むほど価値が高まる本物の家具をサブスクリプション型で提供する。halutaから仕入れる、北欧ビンテージ家具をはじめ、国内外の家具の中からもセレクトして提供。ユーザは月額利用料(約1000円〜を予定)のみで、本物の家具と住まう生活を選択できる。
■複合施設マネジメント
UDSが培ってきた企画、設計、運営ノウハウを活かして、人が集い、時間、空間、活動を分かち合うことでよりよい毎日につながる、地域コミュニティのハブとなる場を提供していく。
プロジェクト #1:tefu yoyogi uehara
代々木上原商店街の築35年のビルをコンバージョンした、タイムシェア型レジデンス、レンタルスタジオ、ホテルからなる小さな複合施設。タイムシェア型レジデンスは「住みながら働ける、時には貸し出せる」をコンセプトに、家の居心地の良さと働く場所としての機能性を兼ね備えた空間、入居者の不在時や滞在中には民泊として貸し出すことを想定した企画・設計で、二拠点生活などをサポートする仕組みを組み入れている 。1階にはイベントやポップアップストア、ギャラリーなどにご利用いただけるレンタルスタジオと、無人チェックインに対応したスマートホテル(1室)を備え、人が集い、空間や時間や価値を分かち合うシーンが生まれる場を提供する。
小田急電鉄が開発を進める「下北線路街」のまちづくりと連動した、下北沢駅前のコミュニティ型複合商業施設。下北沢周辺に住む人や働く人、訪れる人たちが、豊かな時間、空間、経験を分かち合うことのできる場を企画、運営する。