日本で唯一かつ最大級の空間デザインアワード「日本空間デザイン賞2023」が募集開始
JCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)とDSA(一般社団法人日本空間デザイン協会)が共同主催する日本空間デザイン賞が、2023年度の募集を開始する。募集期間は、2023年3月31日(金)から5月15日(月)までとなっている。
日本空間デザイン賞は、2019年より開始し今年で5回目を迎える日本で唯一かつ最大級の空間デザインアワード。国内外の優秀なデザイナーや、卓越したデザイン作品を発掘し、評価をすることを目的としている。素晴らしいデザインを日本から世界に発信し、「空間デザインのちから」を多くの人々に伝えている。
賞の種類は、二次審査にノミネートされた「Longlist」、三次審査にノミネートされた「Shortlist」、11カテゴリーからそれぞれ選定された「金・銀・銅賞」、金賞作品から最終審査にて選出されたグランプリに値する「KUKAN OF THE YEAR 2023/日本経済新聞社賞」のほか、サステナビリティ(持続可能性)への考慮が特筆すべきプロジェクトに「サステナブル空間賞」を開設。
さらに、日本空間デザイン賞はドイツのiF International Forum Design GmbHが運営するiF Design Awardとパートナーシップ契約を一昨年から継続しており、今年も締結する予定である。このパートナーシップ契約締結により、日本空間デザイン賞2023応募者のうちShortlist受賞者は、特典としてiF Design Award 2024応募登録費用が免除され、またiF Design Award のプレセレクションも免除され、ファイナリストとしてiF Design Awardの最終審査に参加することができる。
応募について
応募方法:応募専用ウェブサイトより応募
応募期間:2023年3月31日(金) 10:00 - 5月15日(月) 23:00(日本時間)
応募対象作品(11カテゴリー):
Aグループ
- エキシビジョン、プロモーション空間
- ショーウインドウ&ビジュアルデザイン空間
- エンターテイメント&クリエイティブ・アート空間
Bグループ
- ショップ空間
- 食空間
- 大規模商業空間(又は、複合施設空間)
- サービス・ホスピタリティー空間
Cグループ
- 博物館・文化空間
- 公共生活・コミュニケーション空間
- オフィス空間
- 住空間
※応募ガイド・募集要項等の詳細は公式ホームページにて3月中に公開予定
賞の種類
- KUKAN OF THE YEAR 2023/日本経済新聞社賞 ※金賞作品から最終審査にて選出された作品(1から3作品)
- 金賞 11作品(各カテゴリーから金賞を選定)
- 銀賞 11作品(各カテゴリーから銀賞を選定)
- 銅賞 11作品(各カテゴリーから銅賞を選定)
- Shortlist (入賞) 三次審査にノミネートされた作品
- Longlist (入選) 二次審査にノミネートされた作品
- サステナブル空間賞 サステナビリティ(持続可能性)への考慮が特筆すべきプロジェクト
日本空間デザイン賞2023 最終3次審査員
- 佐藤 可士和 / クリエイティブディレクター、SAMURAI代表
- 中村 拓志 / 中村拓志&NAP建築設計事務所、建築家
- Tino Kwan / Tino Kwan Lighting Consultants Ltd、Principal Consultant
- 水野 学 / good design company代表、クリエイティブディレクター
- Astrid Klein / クライン ダイサム アーキテクツ、建築家
- 木田 隆子 / ハースト婦人画報社、エル・デコブランドディレクター
- 湯澤 幸子 / インテリアアーキテクト、多摩美術大学教授
- 田中 仁 / 株式会社ジンズホールディングス代表取締役CEO、一般財団法人田中仁財団代表理事
- 森井 良幸 / 株式会社カフェ、空間デザイナー・飲食店経営
- 内藤 純 / 株式会社PARADE代表 クリエーティブディレクター
- 佐藤 寧子 / 有限会社プランクス代表 ディレクター デザイナー
2022年度 KUKAN OF THE YEAR 3作品
作品名: route to root - retracing the story of down. -
受賞者: TAKT PROJECT 吉泉 聡
写真クレジット:大木 大輔
作品名: おそいおそいおそい詩
受賞者: 株式会社髙橋匡太 髙橋 匡太
写真クレジット:下司 悠太
作品名: 上勝ゼロ・ウェイストセンター
受賞者: 中村拓志&NAP建築設計事務所 中村 拓志
写真クレジット:藤井 浩司 (TOREAL)