建築・都市・ランドスケープの分野でグローバルな創造力を拡張
カナダ・モントリオールを拠点とするトランスディシプリナリーデザインファームLemayは、デンマークの建築設計事務所CEBRAと統合することを発表した。本提携により、両スタジオはブランドとリーダーシップをそれぞれ維持しながら、共通のビジョンに基づいた協働と成長を進めていく。
Lemayの社長であるルイ・T・ルメイは、「設計における優秀さとは、情熱と哲学を共有する専門家を結びつけることにある」と語る。「CEBRAは、Lemayと同様に、人と場所を中心に据えた設計思想を持ち、我々は同じ言語を話している」とコメントした。

Place des Montréalaises, Lemay
Photo credit: Projects credits: Lemay + Angela Silver + Atkins Realis
Photograph credit: Vincent Brillant
一方、CEBRAの共同創設者でありCEOのコルヤ・ニールセンは、「我々にとって重要だったのは、単なる地理的なつながりではなく、価値観を共有するパートナーを見つけることだった」と述べ、「Lemayはコラボレーションの創造力を理解し、永続的でポジティブな影響を残す空間を設計するという我々の志を共有している」と語っている。
両者は建築・都市計画・ランドスケープ・サステナブルデザインなどの分野で補完し合う専門性を持ち、世界中のプロジェクトに対応できる柔軟な組織力と創造力を備えている。今後はヨーロッパ、北米、そしてそれ以外の地域でも、より大規模かつ意義あるプロジェクトへの対応が可能となる。

REM-Réseau Express Métropolitain, Lemay
Photo credit: Project credits: Lemay, Bisson Fortin et Perkins&Will
Photograph credit: Adrien Williams
この連携はLemayが進める「グローバル・デザイン・エコシステム」構築の一環として行われたもの。2024年には、ニューヨークを拠点とする建築・都市設計事務所FXCollaborativeとの合併も実現しており、Lemayを中心に、北米・ヨーロッパの先進スタジオによる国際的な設計ネットワークが拡張されつつある。ルメイは「CEBRAの優れた設計力とヨーロッパでの存在感、そして共有する価値観が、グローバルな拡大を推進するうえで理想的なパートナーとなった」と述べている。
Lemay
1957年創業。建築・都市・ランドスケープ・インテリアなど多様な分野で、500名を超える建築家やデザイナーが在籍。人間中心の空間創造とイノベーションに重点を置き、独自のサステナブルアプローチ「NET POSITIVETM」を推進している。代表的プロジェクトには、Théâtre de Verdure、REM – Réseau Express Métropolitain、Place des Montréalaises、The Phenix、Centennial Planetariumなどがある。
CEBRA
2001年にミッケル・フロスト、カールステン・プリムダール、コルヤ・ニールセンにより設立された建築設計スタジオ。教育、文化、住宅、都市再生などを中心に国際的なプロジェクトを展開。人間中心・気候配慮・文脈性を重視する北欧デザインの哲学を基盤に、芸術性と社会性を兼ね備えた空間を創造している。代表作には、Innovation Campus、Sam Ibrahim Building、Experimentarium Science Centre、Al Hosn マスタープラン、Skamlingsbanken Visitor Centre、The Icebergなどがある。

日本語
English














