アクセシビリティ・ユース・創造支援の3軸で展開
東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、2025年度の主要事業ラインアップを発表した。世界陸上やデフリンピックの開催を見据え、「芸術文化へのアクセシビリティ向上」「キッズ・ユース世代への創造体験の拡充」「創作支援と人材育成の強化」の3つの柱を軸に、芸術文化都市・東京の基盤づくりを進める。
アクセシビリティ向上に向けた文化プログラム
2025年秋に開催される世界陸上およびデフリンピックにあわせ、「TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム」を展開。「TOKYO わっしょい」では都内の祭り団体・伝統芸能団体によるパフォーマンスを実施し、舞台作品《黙るな 動け 呼吸しろ》では、ろう者と聴者の身体表現の交差を描く。鑑賞支援助成制度「東京芸術文化鑑賞サポート助成」も強化され、秋開催に対応した新枠を設置。あわせて「アクセシビリティ向上キャンペーン」を展開し、誰もが芸術文化にアクセスできる環境整備を推進する。
キッズ・ユースの創造力を育む新規プログラム
2024年度より始動した「ネクスト・クリエイション・プログラム」が、2025年度はさらに拡充。「キッズユースオープンキャンパス」や「こどもファッションプロジェクト」に加え、新たに「ビジュアルアーツ クリエイションプログラム(仮称)」と「こども映画プロジェクト(仮称)」を展開。感受性の高い世代に向けて、創造の現場に立ち会う機会を広げる。
創作スペースの拡大と国際展開支援
若手アーティストの創作活動を支援する「START Box」では、これまでの「ササハタハツ」「お台場」に加え、新たなアトリエや稽古場などの創作スペースを提供予定。「東京芸術文化創造発信助成」では、カテゴリーⅣとして海外映画祭参加に対応する長期助成枠を新設するなど、創造から国際発信までの流れを支援する体制を強化する。
芸術文化都市・東京を目指して
アーツカウンシル東京は芸術文化の創造・発信拠点として、東京の個性と多様性を活かした事業展開を行っている。国際的な文化交流の促進や人材育成にも力を入れ、誰もが芸術文化に関われる都市の実現を目指す。

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