2022年度日本博主催・共催型プロジェクト パネルの展示およびブックフェアを開催
NHKプロモーションは、2022年度日本博主催・共催型プロジェクト「日本の技EXPO~文化財を守る自然の素材と匠の技術~「伝統建築工匠の技」「選定保存技術」発信事業」の一環として、文化財の保存のために欠くことのできない「文化財の保存技術」の展示イベントを、2023年1月14日(土)から1月27日(金)まで、代官山 蔦屋書店にて開催する。
このプロジェクトは、日本が誇る国民的財産である全国各地にある有形無形の文化財を後世に引き継ぐための日本の技「文化財の保存技術」を体感できる「日本の技EXPO」およびバーチャル空間のメタバースサイト「技バース」連動企画で、蔦屋書店および蔦屋家電での展示イベントは3店舗(銀座、二子玉川、代官山)での開催となる。
「それは、文化を未来に残す仕事。」
日本には文化財の保存に欠くことのできない伝統的な技術又は技能を次世代へ継承する「匠」が存在する。本イベントでは「文化を未来に残す仕事」の様子を、写真の展示を通して触れることができると共に、文化や匠にまつわるブックフェアも開催する。さらに、『匠の技を旅する』 ブックフェアも同時開催し、匠たちによって守られてきた日本の伝統の技を体感できる観光スポットを紹介する書籍・写真集を集めて販売している。
後継者不足により継承が危ぶまれる「選定保存技術」を知るキッカケに
日本文化と伝統技術は存続の危機にある。文化財を支える保存技術が後継者不足により継承が危ぶまれ、日本が誇るべき文化財と保存技術は表裏一体となっている。日本文化は長い歴史の中で継承され、後世においても計り知れない価値を占める。文化財とともにその保存技術の保護・活用に取り組むことで価値は更に高まる。貴重な日本文化を救う大切な一歩は保存技術を知ることから始まる。
連動企画「技バース」
技バース公式サイトは、日本の技「文化財の保存技術」を体感できるバーチャル空間のサイト。サイトの空間を歩き回りながら、クイズやアイテム集めといったアクティビティを通じ、日本が誇る匠の技術を楽しみながら、理解をより深めることができる。
日本の技EXPO
文化財は先人の築き上げた大切な遺産であり、現在を生きる人々は、これらを保存して後世に伝えていく重大な責務がある。文化財保護法では文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能である「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要のあるものを「選定保存技術」として選定し、その保持者や保存団体を認定する制度を設けている。この制度は文化財を支え、その存続を左右する重要な技術を保護することを目的としており、技術の向上、技術者の確保のための伝承者養成とともに、技術の記録作成などを行うものである。日本の技EXPOでは、「選定保存技術」を広く知ってもらうため、日本が誇る技術及び保存団体について発信している。
「それは、文化を未来に残す仕事。」開催概要
日程 | 2023年1月14日(土)から1月27日(金)まで |
時間 | 9:00-22:00 |
会場 | 代官山 蔦屋書店 |
入場 | 無料 |