GALLERY ROOM・A 開廊4周年企画
GALLERY ROOM・Aはアーティスト川村摩那と木津本麗による二人展「波とFrame」を2025年4月5日(土)から5月6日(火)まで開催する。本展は同ギャラリーの開廊4周年を記念した特別企画であり、出展作品はアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」限定で販売される。また、初日の4月5日(土)にはオープニングパーティーが予定されている。
GALLERY ROOM・Aとアーティストの紹介
GALLERY ROOM・Aは2021年4月10日に浅草のアートストレージとホテルが融合した「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」内にオープンしたコマーシャルギャラリー。これまでに数々の注目作家を紹介してきた。
本展に参加する川村摩那と木津本麗は、ともに2023年に京都芸術大学修士課程を修了し、現在関西を拠点に活動するアーティスト。川村摩那は、自身の詩や散文をもとに、日本語のテキストやその情景を絵画として表現する。キャンバスに記された文字は水によって崩れ、抽象的な描線へと変化し、言葉の持つ意味の移ろいを描き出す。一方、木津本麗は、幼少期の記憶と「何にでもなれるもの」の象徴としてフェルトを用い、無作為に床に投げることで偶然の構成を生み出す独自の手法を探求している。
展覧会のコンセプト
「波とFrame」は、揺らぎながら変化する表現と、物理的なフレームによる秩序が交錯する場を創出する試みである。無意識的なプロセスで形を生み出す木津本の手法と言葉と視覚表現の間を行き来する川村の作品が共鳴し、新たな解釈の余白を生み出す。波のように固定化されない表現と、フレームによって形作られる構造の対話を体感することができる。
作家プロフィール
川村摩那
1995年兵庫県生まれ。2018年に早稲田大学文学部日本語日本文学コース近代文学専攻卒業。2023年に京都芸術大学修士課程美術工芸領域油画専攻を修了し、現在は京都を拠点に制作活動を行っている。言葉と絵画の関係性を探求し、日本語のテキストや詩を用いた作品を発表している。
木津本麗
1998年滋賀県生まれ。2021年に京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業。2023年には京都芸術大学修士課程美術工芸領域油画専攻を修了し、現在も関西を拠点に活動している。幼少期の記憶や「何にでもなれるもの」としてのフェルトをモチーフに、無作為な構成による独自の表現を探求している。
川村摩那と木津本麗二人展「波とFrame」開催概要
会期 | 2025年4月5日(土)から5月6日(火)まで |
会場 | GALLERY ROOM・A |
販売受付 | 2025年4月5日(土) AM8:00開始 |
URL | https://tinyurl.com/yxfbmja7 |