クマ財団活動支援生展示シリーズ「KUMA selection」

クマ財団ギャラリーにおいて、しろこまタオ個展「e-13 -woodcut, papercutting, embossing-」がクマ財団活動⽀援⽣展⽰シリーズ「KUMA selection」として2023年8⽉31⽇（⽊）から9⽉4⽇（⽉） まで開催される。

しろこまタオはデジタル機材を導⼊した独⾃の⽊版画技法によって創作を行っている。近年は、19世紀から20世紀初頭のモード誌『La mode illustree』や『Petit Courrier des Dames』といった⾃⾝のアンティークコレクション資料を作品モチーフとし、19世紀後半の繊細なニードルレース「ポワン・ド・ガーズ」に着想を得た、独創的なペーパーカッティング技法による静謐な⽊版画世界を展開している。本展では、⽊版画とペーパーカッティング、エンボス加⼯の3技法による新作⽊版画32点余を展⽰する。

《w-p-01 ‘23 05 09》2023

《w-p-2-02 ‘23 06 05》2023

《w-w-18 -14th January 2023-》2023

しろこまタオ（Tao Shirokoma）

1994年神奈川県⽣まれ。2021年多摩美術⼤学⼤学院修了。グラフィックソフトやレーザー加⼯機などのデジタル機材を導⼊した独⾃の⽊版画技法を軸に、⾃⾝のアンティークコレクション資料をモチーフとした作品群を展開。主な展覧会に、「Exhibition No.5 -aoiro no jikan-」（H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI、東京、2020）、「Exhibition No.7 -○-midori-1-」（H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI、東京、2021）、「Exhibition No.10 -/&○-」（Watermarkarts & crafts、東京、2021）、NEWoMan横浜 1F ウィンドウディスプレイ展⽰（2021）など。