JAXA宇宙センターと海蝕洞窟でのアート体験
鹿児島県南種子町を舞台に宇宙と芸術が交差する「種子島宇宙芸術祭2025」が、2025年11月8日(土)から11月24日(月)までの土日祝日に開催される。会場はJAXA種子島宇宙センターを含む4会場にわたり、国内外から20組のアーティストが参加しパフォーマンスを含む全27作品が展開。今年のテーマは「予感」で未来への気配を感じるアート体験が宇宙に一番近い島・種子島で展開される。
注目はJAXA種子島宇宙センター屋外エリアで開催される「特別アートナイトツアー「Momentary scapes(瞬間に宿る永遠)」。アーティスト千田泰広によるライトアートを、最高級音響機器とともに巡るツアーで、プレイヤーとヘッドホンのグレードによって選べる3種のプランを用意。1日3便運行で、各回定員制となっている(要予約・小学生以下無料)。もう一つの目玉は自然の海蝕洞窟「千座の岩屋」で行われる《スーパープラネタリウム 星の洞窟》。プラネタリウム・クリエーター大平貴之が開発した「MEGASTAR」を使用し、1000万個の星を映し出す幻想的な上映が深夜に実施される(要チケット)。自然が生み出した空間とテクノロジーによる光の世界が融合する、他に類を見ないアート体験となる。
そのほか、宇宙ヶ丘公園ではステージパフォーマンスやフード屋台、グッズ販売なども行われる。会場内には12作品を展示予定で、音楽、ダンス、トークイベントなども開催される。また、JAXA宇宙科学技術館内では7点の作品が無料公開される。科学技術と芸術の融合というこのフェスティバルの理念が、科学館という空間を通じて体験できる。
「種子島宇宙芸術祭2025」開催概要
| 会期 | 2025年11月8日(土)から11月24日(月)まで |
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| URL | https://satfes.jp/ |

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