クマ財団活動支援生展示シリーズ「KUMA selection」
大舘実佐子による音楽介在会話劇『イエスと言え』予告公演がクマ財団ギャラリーで2023年8月12日(土)および13日(日)に開催される。本劇はクマ財団が行う、「クリエイター奨学金」卒業活動支援生らによるシリーズ企画「KUMA selection」のプログラム。
本劇は自由な選択が尊重される現代において、"結婚とは何なのか" を追求する会話劇。世の中の慣習と現在の情勢の中で、パートナーや未来と向き合い、苦悩する若い女性を描く東のボルゾイ最新作『イエスと言え』の一部をリーディング形式で発表する。メイン公演は今年10月上演予定。これまでミュージカルを多く製作してきた劇団の知見を活かし、会話劇ながら楽器生演奏で上演することで、内容の面でも表現形態の面でも、新しい挑戦を詰め込んでいる。
大舘実佐子
1996年東京都出身。2015年より演劇活動を開始。会話劇やミュージカルなど、これまでに30作品以上の演出を手がける。2018年、東京藝術大学美術学部 先端芸術表現科を卒業。2022年同大学院修士課程を修了し、現在は同大学院博士後期課程に在籍。演劇評論家 ⻑谷部浩氏に師事。2020年より島川柊、久野飛鳥とともに劇団「東のボルゾイ」を共同主宰し、演出・舞台美術をつとめる。また、演劇創作団体「HANA'S MELANCHOLY」では演出をつとめる。近年の演出作品に、ミュージカル『彼方が原』(2022)、『バウワウ』 (2022)、『IBUKI』(2023)や、会話劇『春のめざめ』(2019)、『2001人芝居』(2022)、『風-the Wind-』(2022)などがある。また、演出助手としても活動を広げ、新国立劇場『東京ローズ』(2023)など多数の作品に携わっている。
参考作品
東のボルゾイ(共同作家)
脚本家 島川柊、作曲家 久野飛鳥、演出家 大舘実佐子が主宰する劇団。緻密で独創的なオリジナルミュージカルを創作している。2018年より上記メンバーで創作を始め、2020年「東のボルゾイ」を結成し正式に活動を開始。2022年、演出助手 桜田実和、俳優 曽根大雅、関万由子、阿部美月、志村知紀、野呂桃花、渡辺里佳、須田遼太郎を劇団員として迎え、劇団の規模を拡大。
音楽介在会話劇『イエスと言え』予告公演概要
出展作家 | 大舘実佐子 |
公演回数 | 全3回 |
開演日時 | 2023年 8月12日(土) 18:00 / 8月13日(日) 13:00・18:00 |
料金 | 無料 ※フォームより要予約 |
URL | https://onl.tw/gFbxuwi |
会場 | クマ財団ギャラリー |
主催 | 公益財団法人クマ財団 |