NYを代表するアーティスト「アレックス・カッツ」作品を現代アートのセレクトショップWALLS TOKYOにて販売
現代アートのセレクトショップWALLS TOKYOでは、Webショップと常設ギャラリーにて、ニューヨークを代表する現代美術家「アレックス・カッツ(Alex Katz)」の作品を販売する。
今回販売する作品は、カッツ独特のスタイルが確立し始めた1970年代に作られ、リトグラフによる繊細な表現がたいへん美しいポートレート作品「Anne」。60年代からの20年間の自身と妻Adaを含む、ファッションに焦点を当てたポートレートのシリーズ「Alex and Ada, the 1960’s to the 1980’s」からの3作品「Gray Ribbon」「Ada in Hat」「Sweatshirts 2」。当時のアメリカの空気感や色彩がシルクスクリーンによって明快に表現されている。また、ラフな線で描かれたポートレートや風景、動植物のシリーズ「GLORIA ( Cantz 395-419 )」。モノトーンで切り取られた何気ないシーンの連続性に、カッツならではの軽妙な物語が感じられる。
アレックス・カッツ(Alex Katz)について
1927年ニューヨーク、ブルックリン生まれ。平面的でポートレートのペンインティングで有名なアメリカの美術家。ポップアートと抽象主義が隆盛したアメリカ美術において、それらの影響を受けながらも独自のリアリスティックな表現を試みた。アルミ製や木製のパネルに、鮮やかな色彩を用い、無駄を省き厳選したシャープなフォルムで描きだされた家族や友人、風景は、単なる具象とも異なる印象を与えている。93歳になる今もなお現役として発表し、来年にはニューヨークのグッゲンハイム美術館で大回顧展が予定されている。今後さらに多くの注目を集めることが期待されるアーティスト。