人や動物の「本能・衝動」をポップな表現で描く

The Chain Museumは、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が運営するコマーシャルギャラリーにおいて、2023年9月9日(土)から10月15日(日)まで原ナビィによる個展「」を開催する。原は「本能・衝動」といった人や動物の根底にあるものを描き、漫画や曲などからインスピレーションを受けて描くことも多く、最近では「怒(ど)」に興味を持ち、制作をおこなっている。

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原ナビィ 個展「暴」キーヴィジュアル

暴力的でエロチックなモチーフを、彼女独自のポップで過度にデフォルメされた表現が特徴的で、大胆な色彩表現は毒味を帯びてあり、躍動感のある描写力が印象的である。“人間や動物の本能”を絵画表現で探究し、一度観たらわたしたちの内面の記憶にイメージを植え付ける。原がこれまで題材にしてきた暴力について改めて向き合い、本展では新作の絵画を通じて再定義を試みる展覧会となる。原の観客の感性を揺さぶる、魅惑的な作品を会場で観ることができる。

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原ナビィ 参考作品

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原ナビィ 参考作品

展覧会ステートメント

暴力について。私の中で暴力は単純に人を殴るだけではなく、

殴り方などにも個性が表れるように、

各々での暴の意味があります。私の思う暴力を表したのがこの展示「暴」です。

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原ナビィ 参考作品

原ナビィ / Nabi Hara

2001年東京生まれ。2020年都立高校卒業2020年東京藝術大学油画入学。2021年にはmuni Art Awardグランプリを受賞し、個展やグループ展にとどまらず、art stage OSAKAやアートフェア東京2023といった国内のアートフェアにも出展した経歴がある。

GALLERY ROOM・A

アートストレージとホテルが融合した、新たな宿泊施設として知られる「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」。その1Fの「STORAGE 1」に2021年4月10日から新たにコマーシャルギャラリー「GALLERY ROOM・A」をオープン。アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が企画・運営を行う。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていく。afd-web-magazine-hara-navy-violence-5

ArtSticker(アートスティッカー)

The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたる。

原ナビィ「暴」開催概要

会期2023年9月9日(土)から10月15日(日)まで
会場GALLERY ROOM・A
時間8:00 ~ 23:00
観覧無料
URLhttps://bit.ly/3DyiBfY