福島の山あいから、東京・渋谷へ

Katsurao Collectiveによる、福島県双葉郡葛尾村での現代美術を中心とした様々なアート活動を紹介する展示企画「生なる手」が、渋谷ヒカリエ8/CUBEで2025年12月4日(木)から12月14日(日)まで開催される。Katsurao Collectiveは2011年の原子力災害により全村避難を経験した福島県双葉郡葛尾村で、アーティストインレジデンス「Katsurao AIR」やワークショップ「かつらお企画室」などのプログラムを展開している。本展では、これらの取り組みを通じて生まれた作品群が紹介される。

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参加アーティスト

内田聖良、大川友希、丹治りえ、永井文仁 (Katsurao AIR参加アーティスト)、遠藤英徳、近あづき、関美来 (かつらお企画室参加アーティスト)

福島県葛尾村

葛尾村(かつらおむら)は、福島県の東側に位置し双葉郡に属している小さな村。古くは馬産や木炭生産などが、現在は農業や畜産が主要な産業となっている。2011年の原子力災害から全村避難を余儀なくされ、現在は帰村者と震災後の転入者が村内で暮らしている。2025年10月時点で、人口1,223人(居住人口470人)。

2016年6月に帰還困難区域を除いて避難指示が解除され、2022年には特定復興再生拠点区域の避難指示が解除された。

「生なる手」開催概要

会期2025年12月4日(木)~12月14日(日)
時間11:00~20:00
会場渋谷ヒカリエ8/CUBE
URLhttps://tinyurl.com/39bt4ma8