ゴッホに恋焦がれた貧乏青年はいかにして“世界のムナカタ”となったのか?

幻冬舎から原田マハ3年ぶりとなる長編アート小説『板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh』が2024年3月6日(水)に発売された。プルーフ段階で既に話題沸騰中の本作には、オーディオブック版で朗読をした俳優の渡辺えりや全国の書店員からも熱いコメントが寄せられている。『板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh』では日本の、世界のアート界を変えた「世界のムナカタ」の物語を堪能することができる。adf-web-magazine-new-book-by-maha-harada

推薦コメント

物凄いアートは一人では創れない。周りの人の愛と勇気に支えられている。原田さんは涙と笑いを交えながら身を削って伝えてくれた。

渡辺えり (女優)

恐ろしいほどの〝熱量〟を感じた!出会うべくして出会ったふたりの運命と生き様、命を削るような努力、鬼気迫る作品への執念、不思議な臨場感は心を揺さぶり、瞬く間に魅力されてしまった。

宮地友則(新進本社〈本の王国グループ〉)

棟方志功が板画と共に生きてこられたのは、夫婦の愛があればこそだった。挫けそうなとき、チヤさんの姿が私の力になると思います。

石坂華月(未来屋書店大日店)

原田マハのアート小説には、心踊らされる。 棟方の、なんという純粋、なんという情熱。

富田晴子(未来屋書店有松店)

気がつけば涙が溢れ足元から全身に鳥肌がたちました。

吉田彩乃(岩瀬書店富久山店)

絵が全く売れず、厳しい生活が続きながらも、夫婦が共にしっかりと手をつなぎ、 決してあきらめず歩み続ける道は、何よりも輝いていました。

宗岡敦子(紀伊國屋書店福岡本店)

全身全霊で板画に向かう棟方志功と、全力でサポートする妻チヤの姿に笑い泣きしました。

真田恵一(ブックエース成田赤坂店)

家族を愛することも、創作への情熱もおろそかにすることなく、ただまっすぐに貫いた夫婦の絆がまぶしい。物凄いアートは一人では創れない。周りの人の愛と勇気に支えられている。原田さんは涙と笑いを交えながら身を削って伝えてくれた。

山田麻紀子(書泉ブックタワー)

原田マハ(はらだ まは)

1962年東京生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞。『暗幕のゲルニカ』『サロメ』『たゆたえども沈まず』『美しき愚かものたちのタブロー』『風神雷神 Juppiter, Aeolus』『〈あの絵〉のまえで』『リボルバー』など著書多数。

『板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh』書誌情報

著者原田マハ
発売2024年3月6日
仕様四六判 / 上製 / 272頁
定価1,870円
特設サイトhttps://tinyurl.com/4k3wdrac