脳波買取センターBWTCが「Metaverse Store」にて脳波絵画のNFT作品を発売

ADF07/27/2022≫ アート≫ イベント

BWTC Metaverse Store

メタバース上に開設する「BWTV Metaverse Store」にて脳波絵画のNFT作品を販売

コレクティブKonelが運営する脳波買取センター「BWTC」は、2022年7月30日からアーツ千代田３３３１にて開催する脳波買取会「BWTC Trade Week」にあわせて、メタバース上に「BWTC Metaverse Store」を開設し、5名の有識者の脳波データをもとに生成した脳波絵画をNFT作品として限定発売する。

「BWTC Trade Week」がアーツ千代田３３３１で開催

BWTCは、市民から脳波を買い取り、そのデータから適正に収益化を図る組織で、Konelが現代アートの取組みの一環として行っている。BWTCは、自動買取機を用いて脳波を買い取り、独自のプログラムによって脳波絵画を生成し、さまざまな価格で販売する。2022年7月30日から8月7日に、アーツ千代田３３３１にて開催する「BWTC Trade Week」では、来場者からその場で100秒間1,000円で脳波を買い取り、同時に脳波絵画の展示・販売も行う。2022年7月30日には、脳波の未知なる可能性について、2人のゲストスピーカーを交えた、トークセッション「脳波がつかえる未来」を開催する。

協賛企業であるハコスコからECメタバースストアのサービス提供を受け、このたび開設された「BWTC Metaverse Store」は、プロジェクトへ共感した5名の有識者から100秒間の脳波データの寄付を受け、脳波絵画を生成。それらの脳波絵画をNFT作品として限定10点ずつ販売する。オープン当初の作品は５種だが、今後の活動に合わせて新たな作品や商品を追加することを検討している。

第１回NFT作品の脳波ドナー

暦本純一 / 脳波絵画作品名 : IDEA SKETCH

情報科学者。東京大学大学院情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・副所長・SonyCSL Kyotoディレクター。

八谷和彦 / 脳波絵画作品名 : mogumogu animals

メディアアーティスト。1966年生まれ。東京都在住。九州芸術工科大学（現九州大学芸術工学部）画像設計学科卒業、コンサルティング会社勤務の後、PetWORKsを設立。現在は東京藝大先端芸術表現科教授。

北川拓也 / 脳波絵画作品名 : Tokenomics

起業家。Well-being for planet earth財団、雲孫財団の共同創設者、理事。元楽天常務執行役員、CDO（チーフ・データ・オフィサー）としてグループ全体のAI・データ領域と、楽天技術研究所を担当し、グローバル海外５拠点の組織を統括した。

藤井直敬 / 脳波絵画作品名 : A prosperous future

医学博士／ハコスコ代表取締役 CSO（最高科学責任者）、XRコンソーシアム代表理事、ブレインテックコンソーシアム代表理事。東北大学医学部特任教授、デジタルハリウッド大学学長補佐兼大学院卓越教授。1998年よりMIT研究員。2004年より理化学研究所脳科学総合研究センター副チームリーダー。2008年より同センターチームリーダー。2014年ハコスコ創業。

太田良けいこ / 脳波絵画作品名 : TREES, OCEAN & BLUE SKY

ハコスコ代表取締役 CEO。2014年ハコスコ創業。XRコンソーシアムおよびブレインテックコンソーシアム共同創業者。PayPal、eBay、Tesla、Amazonなどの日本事業立ち上げ、楽天でのFintech／EC事業やXR／ブレインテックの業界団体など、人生の大半を先端テクノロジー分野の事業立ち上げに捧げている。