「Steps Ahead: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示」

アーティゾン美術館は、新しいコレクションを展示する「Steps Ahead: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示」を2021年2月13日(土)より2021年5月9日(日)まで開催する。近年、印象派や日本近代洋画など、従来の核となるコレクションを充実させる一方で、抽象表現を中心とする20世紀初頭から現代までの美術、日本の近世美術など、コレクションの幅を広げている。新収蔵品約120点を含む約250点で構成する本展では、さらに前進を続けるアーティゾン美術館の今を紹介する。

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ジャン・メッツァンジェ 《円卓の上の静物》 1916年 油彩・カンヴァス 82.2×63.2cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵

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藤島武二 《東洋振り》 1924(大正13)年 油彩・カンヴァス 63.7×44.0cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵

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アンリ・マティス 《ジャッキー》 1947年 インク・紙 49.0×37.0cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵

展示内容

(1)キュビスムの画家たち

20世紀初頭における最も重要な運動にして、抽象絵画の発生にかかわるキュビスムの画家たちの作品を収蔵。今回の展示では、ピカソ、ブラックらの作品とともに、新収蔵品、ジャン・メッツァンジェの《円卓の上の静物》(1916年)とアルベール・グレーズの《手袋をした女》(1922年頃)を公開。

(2)第二次世界大戦後の絵画と彫刻

戦後の日本、ヨーロッパ、アメリカの絵画と立体作品を充実させた。ジョアン・ミロの《絵画》(1952年)、マルセル・デュシャンの《マルセル・デュシャンあるいはローズ・セラヴィの、または、による(トランクの箱)」》(1952 年)、オノサト・トシノブの《朱の丸》[1959(昭和34年)]などを公開。

(3)抽象表現主義の女性画家たち

第二次世界大戦後にニューヨークで発生し、国際的に影響を持ったアメリカの前衛芸術運動、抽象表現主義。ジャクソン・ポロックやウィレム・デ・クーニングらが活躍する一方で、女性画家たちも大きな足跡を残した。リー・クラズナー、エレイン・デ・クーニング、ヘレン・フランケンサーラー、そしてジョアン・ミッチェルの作品を紹介する。

(4)オーストラリアの現代絵画

近年ではオーストラリアの現代美術にも目を向けています。このセクションではその中からオーストラリア先住民によるアボリジナル・アートを紹介する。

(5)芸術家肖像写真コレクション

19世紀から20世紀初頭の西洋の芸術家たちの肖像のヴィンテージ写真をあつめた約700点からなるコレクションを収蔵。また、1970年より内外の現代美術の現場をとらえてきた写真家、安齋重男による206点からなるコレクション、さらに1970年代のニューヨークで活動を行う日本人芸術家の肖像をとらえたトム・ハールによる236 点を収蔵し、このコレクションから選り抜きの作品を紹介する。

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エレイン・デ・クーニング 《無題(闘牛)》 1959年 油彩・カンヴァス  208.3×203.2cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵 © Elaine de Kooning Trust

「Steps Ahead: Recent Acquisitions」概要

会期2021年02月13日(土)〜2021年05月09日(日)
会場アーティゾン美術館
住所東京都中央区京橋1-7-2
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展示室アーティゾン美術館 6階、5階、4階展示室
時間10:00〜18:00(最終入館時間 17:30)
休館日月曜日
入館料日時指定予約制
一般1,200 円、当日1,500 円、学生無料