大丸神戸店にて「ART ART KOBE」を開催

アート熱の高まりを受けて2020年に初開催された「ART ART KOBE」は、コンテンポラリーアートをはじめ、様々なアートが一堂に会するイベント。4度目となる今回は、立体作品や、国内外誰もが知る巨匠洋画、ガラス工芸や陶磁器に至るまで、多彩なラインアップを用意している。コンテンポラリーアートでは、KAWSやDOLKなどの有名アーティストの作品を取り扱う。

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「 Kitty red/light blue big」98.0×68.0cm、スプレーペイント・マーカー・シルクスクリーン

コンテンポラリーアート

KAWS

ブライアント・ドネリー、通称「KAWS」。現在は、ニューヨークを基盤に活動。画家、グラフィック・デザイナー、彫刻家、トイ作家、ファッションデザイナー、ストリート・アーティスト。2021 年には東京の森美術館で大規模個展を開催、世界中が彼の動向に熱い視線を送っている。

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「Blame Game 1」88.9×58.5cm、シルクスクリーン、ED100 部 2014 年製作

DOLK

DOLKの作品の中で最も人気の高いモチーフを使った作品は、ストリートアーティストを引退した彼特有のものであり、強い視線の先にある、無言のメッセージを感じることができる。

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「 Teddy light red/milk」98.0×68.0cm、スプレーペイント・マーカー・シルクスクリーン

ART×ART×ART

神戸店のアートバイヤーが、応援し続けたいと思ったアーティスト、または、近い将来、アートの世界に新風を巻き起こす注目の新人アーティストの作品を紹介する。

松本芽維新

純粋な感情を爆発させ、圧倒的なエネルギーを表現する新進気鋭の作家。オリジナリティあふれるモチーフで観る者を魅了する。

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「サマーサメ子ちゃん(イエロー)」36.5×26.0cm、アクリル

清水円加

昨年、二紀賞を受賞した注目の立体作家。幼想的で可愛らしい存在を主なモチーフとして制作された作品は温かみに満ちている。

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「あそこの空」16.4×14.2×13.3cm、テラコッタ

KUTANism -クタニズムー

伝統技術から生まれた新たな挑戦。現代作家が作陶した作品の数々は、近年人気を博し進化を続けている。本展では産地である、小松市と能美市の名工が選んだ、次世代作家の作品を展示。「NEXT(ネクスト)九谷」と称される精鋭の息吹が感じられる。

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西野美香「海夜 sea night」径 40.0×高さ 9.6cm、色絵金彩、磁器 2020 制作

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山近泰「五角皿 麒麟の絵 GOKAKUZARA KIRINNOE」50.0×52.0×高さ 8.5cm、タタラづくりによる九谷上絵、磁器 2020 制作

日本画の系譜展 -未来への展望-

7階美術画廊にて開催。近代日本画の巨匠から現代の人気作家、新進作家に至るまでを展観。コンテンポラリーアートにまで影響を及ぼす多才な作品が展示される。

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中島千波 「アマリリスと共に」6 号、日本画

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川島優 「EROSION-x-」F15、日本画

アニマルセレクション 

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金丸悠児 「スプリング」F20、アクリル絵具

7階アートギャラリーにて、人気の現代作家が動物をモチーフに制作した作品約 40 点を展示販売。絵画から立体まで、さまざまな表情をした動物に出会えるユニークな催しとなっている。

「ART ART KOBE」開催概要

会期2022年5月11日(水)~5月17日(火) ※9階イベントホールは5月16日まで
会場大丸神戸店 9 階イベントホール/7 階美術画廊・アートギャラリー
時間11 時~20 時※最終日は 17 時閉場、1階メインステージ横特設会場10時~20時