三浦の思想の象徴「アーチ」

様々な肩書を越えて活動する現代アーティスト・三浦⼤地による個展「"Arch" DAICHI MIURA ART EXHIBITION」が、東京・伊勢丹新宿店で2026年2⽉27⽇(⾦)から3⽉8⽇(⽇)まで開催される。自身にとって2年ぶりの大規模個展となる。

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タイトルにある「Arch(アーチ)」は、三浦の日常の中で切り取ってきた風景のなかに繰り返し現れ、感覚や思想を象徴する存在、モチーフとなった。窓や⾨、橋やゲートとして、隔たりながらも世界と世界をつなぐアーチは、「過去と未来」「個と世界」「相反するもの同⼠」を⾏き来させる存在でもある。

本展では、アーチ形キャンバスに描かれた新作平⾯作品をはじめ、複数のアーチをレイヤードした代表作《Arch》など、テーマを体現する新作を含む、約150点におよぶ作品が展示・販売される。

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Arch

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Foundation

アーティストステートメント

アーチ。
昔から、旅先や⽇常で、何気なく切り取っているのがアーチだった。
古いアパルトマンの⼩さな窓や美しい光が降り注ぐ⼤聖堂のステンドグラス、
厳かな佇まいの⽯橋やレンガの城⾨、華やかなレストランの天井etc.
メソポタミアや古代エジプト、古代ギリシアと太古の昔から建築物に多く使われてきたアーチは、その基礎構造としての強さゆえ時代を超えて受け継がれ、⻑い歴史を刻んできた。
⼀⽅で、ゲートや窓のような開⼝部としてのアーチは、のぞいたりくぐったり、世界と世界のあいだに置かれた境界線であり、こちら側とあちら側をつなぐ橋でもある。
⼈はその形を遠くから眺めるとき、まだ⾒ぬ世界を想像する。
そしてそのゲートをくぐるとき、物理的な移動だけでなく精神の深層へと⼀歩踏み⼊れているのかもしれない。
アーチは、過去から未来への継承の象徴であり、個⼈の記憶と普遍的な調和をつなぐ道標でもある。
アーチを通して、僕らは⽬に⾒えない対話を重ねその先に広がる調和の世界に近づいているのかもしれない。
何より、曲線と直線、○と□が調和したアーチという形はデザインとしてあまりに美しく、尊くて、思わず切り取って記憶の中にその形を留めておきたくなる。
僕のアーチによって、新たな出会いや気づき、
つながりが⽣まれたら、この上なくうれしく思います。

三浦⼤地

三浦⼤地

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1983年東京⽣まれ。ファッションデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、アーティストや俳優の⾐装を⼿がける。その後、広告やCMなどのディレクション、住居などのデザイン、ブランドプロデュース、イラストレーションなど創作の幅を拡げる。

旅がベースのライフスタイルから世界の様々な⽂化や⾃然との対峙を経て、環境問題への取り組みや地域活性など社会活動にも⼒を⼊れる。

2021年に⾃⾝のファッションデザイン画から⽣まれたアイコン「Josie」とクリスタルを⽤いた全く異なる表現のアート制作を開始。2022年には初の⼤規模個展「MODERATION DAICHI MIURA ART EXHIBITION」を伊勢丹新宿店をはじめ各地で開催し、ハイジュエリーメゾン CHAUMETやDisney とのコラボアート作品など100点以上を展⽰して話題を呼んだ。
2023年には⽇本最⼤級のアートフェア「ART FAIR TOKYO 2023」やスイスの世界的アートフェア「VOLTA BASEL 2023」に出展し、国内外問わず活躍の場を拡げている。

三浦⼤地個展「"Arch" DAICHI MIURA ART EXHIBITION」開催概要

会期2026年2⽉27⽇(⾦)~3⽉8⽇(⽇)
時間10:00~20:00 ※最終日は18:00
会場伊勢丹新宿店 本館6階催物場
URLhttps://tinyurl.com/4rtm83vk