前橋で江戸時代から続いた白井屋旅館をSHIROIYA HOTELとして再生、2020年夏開業予定

明治初期には絹産業におけるイノベーションを興し日本近代化の先駆けとなった前橋、その街を江戸時代より彩ってきた旧宮内庁御用達「白井屋旅館」は森鴎外、乃木希典などの多くの芸術家や著名人に愛された。しかし、1970年代にホテル業へと転換するも、中心市街地の衰退とともに2008年に廃業を余儀なくされ、惜しまれながらも白井屋は江戸時代から続く300年の歴史に幕を下ろした。

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建築家藤本壮介の手によって再生するSHIROIYA HOTEL

白井屋は取り壊しの危機にあったが、2014年に前橋市の活性化活動「前橋モデル」を主導する田中仁財団の活動の一環として再生プロジェクトがスタートし、SHOROIYA HOTELとしてリニューアルする。SHIROIYA HOTEL全体のデザインと設計を手がけるのは建築家藤本壮介、またレアンドロ・エルリッヒミケーレ・デ・ルッキジャスパー・モリソンをはじめとする国内外の様々なクリエイターが賛同し、5年の歳月をかけ大改修と新棟建設が現在も行われている。「めぶく」まちとして再び大きな変貌を遂げようとしている前橋の”まちなか”、そのなかで歴史と未来、グローバルとローカルが織りなす交点として白井屋ホテルは2020年夏に新たにスタートする。

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明治初期の白井屋旅館

「前橋モデル」とSHIROIYA HOTEL

2016年8月に前橋市が官民一体の前橋ビジョン発表会で都市の指針として「めぶく。」を発表したのを契機に、新しい都市のあり方を模索する「前橋モデル」と呼ばれる様々な地域活動が活性化している。特に前橋市の中心市街地“まちなか”では少しずつ魅力的なお店やコミュニティスペースなどが誕生し賑わいが戻りはじめてる。また官民一体となった中心市街地の再開発から学生を中心に運営されるフェスティバルまで、街に関わる様々な立場の人たちが意見を交わし行動をはじめている。白井屋ホテルもこれらの活動と連携しながら、「前橋モデル」をグローバルに発信する起点として前橋の”まちなか”活性化に貢献していく。

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SHIROIYA HOTEL参加クリエイター

旧館・新館のデザイン設計:
藤本壮介(建築家)

共有部分アートワーク:
レアンドロ・エルリッヒ(現代美術家)

メインダイニング監修アドバイザー:
川手寛康(フレンチレストラン「フロリレージュ」オーナーシェフ)

スペシャルルームデザイン:
ジャスパー・モリソン(プロダクトデザイナー)
ミケーレ・デ・ルッキ(建築家)
レアンドロ・エルリッヒ(現代美術家)