森の中で建築と自然が融合した住まい

リュック・プランテ・アーキテクチャー+デザインが、情熱的なデザイナーで、かつアウトドア愛好家のための住まいとして、建築と自然を融合させて建てた新しい住居「ザ・フットブリッジ」を発表した。地形を徹底的に調査した後、その急峻なカーブに対峙する必要があることがわかり、その結果、大胆なラインと大胆なボリュームの構造体をもつ住居が完成した。

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Photo credit: Annie Fafard

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ケベック州イースタン・タウンシップス、エストリ地区の山岳地帯に位置するこの建物は、なだらかな丘陵地帯の小高い台地にあり、2つの岩山の間にある。敷地は意図的に自然のままに残され、建物は森の中で最小限の面積を占め、周囲の田園地帯の壮大な景色を眺めることができる。自然光が降り注ぐ安らぎの空間は、中間色を基調とした調和のとれたインテリアでまとめられている。施主であるデザイナーは、どの部屋も自然環境を最大限に活用できるよう、各スペースを配置した。

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景観を形成する2つの丘とつながった3階建ての住居は、緑豊かな森へと伸びている。造り付けのガゼボは、家の堂々とした高さに負けず劣らずの威風があり、床と土地の間にある歩道橋がその効果を高めている。建物の高さは、階層ごとに素材を変えることで分断されている。

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3階は、屋内と屋外の境界線が曖昧になるマジックが起こる場所だ。岩盤の上に持ち上げられたリビングエリアは、山に抱かれるように広がっている。室内からは、家のそれぞれの側面が異なる視点を提供してくれる。東向きの家は木立の中に建っているように見え、西向きは地上にいるような感覚になる。内部はシンプルで控えめなレイアウトで、周囲の環境と調和している。天然木とシートメタルを組み合わせたすっきりと明るいインテリアは、明らかに現代的だ。各窓は、屋外が焦点となるよう、計画的に配置されている。

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3階は中2階となっており、むき出しの木の床を支える梁に支えられている。この階はフロアの中央を横切るように伸びており、キッチンスペースを特徴づける力強い水平のジェスチャーとなっている。窓の外には、地平線を背にしたスキー場の丘がくっきりと浮かび上がり、オフィススペースの背景となっている。来客用に中二階の一部は小さなゲストルームに簡単に早変わりすることもできる。必要に応じ、中2階を増築してさらに2つのベッドルームとファミリールームを作ることもできる柔軟性も兼ね揃えている。

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リュック・プランテ・アーキテクチャー+デザイン

施主とよく対話し、エレガンス、可能性、正確さ、想像力を兼ね備えてた仕事に定評がある。2002年以来、リュック・プランテはクライアントの日常的なニーズとシンクロした生活空間と仕事空間を創造してきた。建物は、居住者を風雨から守るためだけでなく、所有者、管理者、そして多くの場合、労働者を歓迎するために存在すると考えている。

数多くの住宅、商業、工業プロジェクトに加え、デザイナーであるリュック・プランテは、トポ・デザインのシャルル・ゴドブーとのパートナーシップのもと、企業、都市、住宅用の家具、工業デザインのオブジェを幅広く提供している。