東京の九段ハウスで歴史が紡いだフリッツ・ハンセンの今を表現する展覧会が開催
フリッツ・ハンセンは、アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルム、ハンス・J・ウェグナーなど家具デザインを決定的に変えた巨匠たちと、北欧デザインの輪郭を作りあげてきた。そのデザインは、セシリエ・マンツ、ハイメ・アジョン、キャスパー・サルトをはじめとする世界のデザイナーたちとともに新しいデザインを生み出すインスピレーション源となっている。
今回の展覧会会場となるのは、東京都千代田区にある九段ハウス。昭和2年に竣工し、太平洋戦争で周辺の多くの建物が消失する中、激動の時代を乗り越え、当時の姿を今に伝えている奇跡の建築物。今回の展覧会では、フリッツ・ハンセンの歴史を紹介しながら、アルネ・ヤコブセンが建築からインテリア、プロダクトデザインまでトータルで手掛けたSASロイヤルホテルの606号室へのオマージュや、名作家具のアニバーサリーモデルの展示、そして今のフリッツ・ハンセンのコレクションに見て触って体感できる内容となっている。
フリッツ・ハンセン 創業150周年展覧会
会期 | 2022年4月16日(土)~29日(金) |
時間 | 10:00〜18:00 |
会場 | 九段ハウス |
住所 | 東京都千代田区九段北1-15-9 |
来場方法 | 予約制(2022年3月25日(金)より予約サイトから) |