XRコンソーシアム主催の「XRクリエイティブアワード2021」が作品の募集を開始。VR/AR業界を牽引する作品やクリエイターの発掘を目指す
VR/AR/MR(XR)の業界団体であるXRコンソーシアムは、現実拡張技術を利用した作品やサービスを評価・賞賛するアワード、「XRクリエイティブアワード2021」を開催する。応募期間は、2021年5月18日(火)から7月15日(木)23:59まで。2021年9月4日に授賞イベントをオンライン配信にて実施する。
XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベント。2015年から毎年開催しており、本年で7回目を迎える。今年のテーマは「clairvoyance(千里眼)」。審査員には、VR、AR、アカデミア、テクノロジー、アートの第一線で活躍するXRコンソーシアムの理事に加え、ゲスト審査員としてキュレーターの内田まほろを迎える。今年からは、幅広い分野に対応するために、部門賞を設置。XR技術の特徴を最大限に活かした、これまでにない新しい体験型表現の応募を、ゲーム・エンタメ・アート・産業向けなど、あらゆる分野から受付けている。
応募概要
応募期間:2021年5月18日(火)~7月15日(木)23:59
応募方法:アワード公式サイトより、以下を揃えてご応募ください
- 作品概要
- サムネイル
- 作品紹介動画
※3. 作品紹介動画について
作品の体験が伝わりやすい動画を推奨。VR/ARとも3人称視点で、体験者の様子が分かる動画が伝わりやすいポイント。VRの場合、360度動画での出力も推奨。
対象作品:2020年、2021年に制作されたVR/AR/MR作品
受賞賞金
- 最優秀賞 ×1 (10万円)
- 優秀賞(ゲーム部門 ) ×1 ( 5万円)
- 優秀賞(コンテンツ・アート部門 ) ×1 ( 5万円)
- 優秀賞(エンタープライズ部門 ) ×1 ( 5万円)
- 優秀賞(学生部門) ×1 ( 3万円)
- スポンサー賞(スポンサーがついた場合)
- 審査員特別賞ー選考過程により決定:1万円
選考スケジュール
- 5/18 募集開始
- 7/15 募集締切
- 1次審査・2次審査を実施
- 8月中旬 ファイナリスト発表
- 9/4 ファイナル審査・授賞式
審査員
- 藤井直敬(ハコスコ 代表取締役 デジタルハリウッド大学 教授)
- 水口哲也(エンハンス 代表 慶應義塾大学大学院 特任教授)
- 近藤 “GOROman” 義仁(株式会社エクシヴィ 代表取締役社長)
- 落合陽一(メディアアーティスト 筑波大学准教授)
- 田宮幸春(㈱バンダイナムコアミューズメント 企画開発部 マネージャー)
- 中村薫(株式会社ホロラボ 代表取締役 CEO)
- 吉田修平(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)
- 若山泰親(ブレイクポイント㈱ 代表取締役 Tokyo XR Startups㈱ プロデューサー)
- 内田まほろ(キュレーター、展示プロデューサー)
内田まほろ プロフィール
JR東日本 事業創造本部 品川まちづくり部門 文化創造施設プロジェクト準備室長。元日本科学未来館展示企画開発課長、事業推進企画課長、現在展示スーパーバイザー、金沢美術大学招聘教授、大阪大学招聘教授、慶應大学SFC非常勤講師、グッドデザイン審査委員。アート、テクノロジー、デザインの融合領域を専門として、日本科学未来館で、アート&サイエンスのプロジェクトを推進し、ロボットや情報分野の常設展示開発および、技術革新、ロボットを通して、日本の技術文化の紹介にも尽力。また、文化庁在外研修員として米ニューヨーク近代美術館(MoMA)勤務。国外のミュージアムにおいても企画やアドバイザーを務める。現在は、知と美の融合する公共的な場づくりを目指し、省庁、企業、地方ミュージアムのプロジェクトにも参画。