革新的で卓越したクラフトマンシップ・反逆的な創造性

ティファニーからコンテンポラリーアーティスト、ダニエル・アーシャムとの新たなコラボレーションが発表、また「ティファニー ロック」コレクションの発表を記念したスカルプチャーと限定のバングルが登場する。革新的で卓越したクラフトマンシップ、反逆的な創造性というティファニーとアーシャムが共有する理想がひとつとなり、ニューヨークを拠点として活動するアーシャムと99ピースからなるエクスクルーシブな作品を制作。

「Bronze Eroded Tiffany Padlock(ブロンズ エローディッド ティファニー パドロック)」と名付けられた美しいパティーナ仕上げを施したブロンズ製の彫刻は、ティファニーのアーカイブであるパッドロックのデザインに、スカルプチャーの特徴とゆがみによって過去、現在、未来をつなぐ時間の緊張感を生み出すアーシャム独特の美学が再考された作品となっている。パドロックはティファニーが機能的な錠前を初めて提供した1800年代後半に遡る、ティファニーの歴史の中で重要なアーカイブモチーフ。「ティファニー ロック」コレクションのバングルなど、ティファニーの最も大胆なデザインには、このパドロックのモチーフが着想源となっている。adf-web-magazine-tiffany×daniel-arsham-tiffany-locke-3

昨年よりダニエルとのクリエイティブパートナーシップを開始し、「Bronze Eroded Tiffany Blue Box®」(ブロンズ エローディッド ティファニー ブルー ボックス)と題する限定シリーズのアートワークを発表しました。このたび、ティファニーのアーカイブにおいて大切な位置を占めるパドロックのデザインをコンテンポラリーなアート作品として昇華させた「ティファニー ロック」コレクションの発表を記念して、ダニエルと共にクリエイティブな旅を続けられることを嬉しく思います。

ティファニープロダクト&コミュニケーション部門エグゼクティブヴァイスプレジデント アレクサンドル・アルノー

「Bronze Eroded Tiffany Padlock」は、ティファニーとアーシャム スタジオが織りなすストーリーの第3弾です。この作品は私にとって非常にパーソナルなものであると同時に、そこには歴史の要素も含まれています。何世代にもわたって受け継がれるクラフトマンシップ、機能とデザイン、美しさ、こうした繋がりを象徴するものです。これらこそ、ティファニーをユニークな存在にしている要素であり、ティファニーが伝統とモダニティの間の絶妙なバランスを保ち続けることを可能にしているのです。私は今回、それを祝福する作品を作りたいと考えました。

ダニエル・アーシャム

このスカルプチャーはアーシャムが想像上の未来のレンズを通してコンテンポラリーオブジェクトを再構築する「Future Archeological」(未来の考古学)と題するアートワークシリーズの一つの表現となり、腐食加工により実現された質感とティファニーを象徴する色合いを彷彿とさせる手作業で仕上げられたパティーナ、すなわち緑青効果を通して、アーシャムが時間的緊張感を生み出している。スカルプチャーの中に収められているのは、リミテッドエディションとなる「ティファニー × アーシャム スタジオ ロック バングル」。人との絆や、その絆が自分をどのように伝えるのかを大胆に表現した「ティファニー ロック」は、「ルールはない。すべての人へ」という一つの包括的なメッセージを軸とした、ジェンダーレスなコレクションとなっている。