蘭の博物誌を美麗な植物画や貴重な植物標本でたどる
誠文堂新光社は東京大学総合研究博物館・インターメディアテクで開催された特別展『蘭花百姿 ——東京大学植物画コレクションより』(2021年)を書籍化し、2022年5月12日(木)に発売する。特別展では明治期から現代まで東京大学の植物学研究の傍らで描かれてきた多種多様な蘭の植物画とその関連展示物が一堂に会した。
蘭の多様な姿を豊富な図版を用いながら読み解く
本書には貴重な明治期の植物画をはじめ、植物標本、図譜、図書、絵葉書、写真など初公開のものを含む総数100点超の図版が収録。また、気鋭の研究者・植物画家らによる蘭にまつわる論考やエッセイなども多数収録されている。
東京大学総合研究博物館について
東京大学の研究教育機関である大学博物館。東京大学が創設以来、収集・蓄積している学術標本を整理・保管・研究・公開する組織。所属する大学教員・研究所の専門分野は多岐にわたる。本郷キャンパス内の本館、小石川分館、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」などの展示施設を持つ。
インターメディアテクについて
東京大学総合研究博物館と日本郵便が協同で運営する展示施設。東京駅前に立地する昭和モダニズムを代表する歴史建築・旧東京中央郵便局舎を改装したJPタワー / KITTE内に所在する。東京大学が持つ貴重な学術標本を用いた常設展示や特別展示などをおこなう。
『蘭花百姿東京大学植物画コレクションより』書籍概要
編者 | 東京大学総合研究博物館 |
仕様 | A4変判、208ページ |
定価 | 3,960円(税込) |
発売日 | 2022年5月12日(木) |