国内最大級のウィメンズとメンズの複合店舗

イタリア、ローマを代表するラグジュアリーブランドFENDIは、2023年2月11日に、最新のグローバルコンセプトを踏襲した新旗艦店「パラッツォ・フェンディ表参道(Palazzo FENDI Omotesando)」を移転オープンした。歴史に裏打ちされた熟練職人によるクラフツマンシップと、卓越したクリエイティビティで知られるフェンディがブランドの中心的価値観と芸術的情熱をいかんなく発揮した、国内最大級のウィメンズとメンズの複合店舗となる同店。地下1階・地上2階の3フロアで構成され、最高級のファーやレディ・トゥ・ウェア、レザーグッズ、シューズ、遊び心あふれるライフスタイルアクセサリーに至るまで、全ての製品カテゴリーを取り揃える。さらに、日本初のコンセプトショップとして「フェンディ・カーサ(FENDI CASA)」のホームアクセサリーとキッズコレクションの取り扱いを開始する。adf-web-magazine-palazzo-fendi-omotesando-1

「パラッツォ・フェンディ表参道」のコンセプトは、98年前にブランドが誕生し、今なおブランドの情熱をかき立て 続ける創業の地「ローマ」。印象的なファサードは、ブランドのルーツである永遠の都ローマの古典建築をモダンかつ都会的に再解釈した。ステンレススティール仕上げの幾何学的ダイアゴナルと、フェンディが本拠を 構える「イタリア文明宮(Palazzo della Civiltà Italiana)」を彷彿とさせるアイコニックなアーチが15個のLEDによって強く印象づけられ、中央の特徴的なガラスウィンドーを飾る。外側に傾斜した店舗の正面は、既存の建築にコンテンポラリーなヴィジョンを加えている。adf-web-magazine-palazzo-fendi-omotesando-6

印象的なファサードに導かれて店内に足を踏み入れると、人々を包み込む優しい温もりと壮麗さにあふれたスペースが広がる。店内のインテリアはフェンディのコードとデュアリズムの伝統を、まるで素材を駆使して遊んでいるかのように表現。ラフなコンクリートのコラムやビームに、大理石やシャンパンメタル、スティール、プラッシュカーペットのラグジュアリーなタッチが対比して、アクセントが生まれる。床と壁は素材を交互に配置することで奥行きを出し、ディスプレイされた各コレクションのための特別なバックグランドとなり、アラベスカートバーリ大理石、ブラックとホワイトのパタゴニア大理石、ホワイトリスタル、ブルーのローマ大理石が各フロアをリッチに飾り、それぞれ異なる雰囲気やカラーパレットを生み出す。adf-web-magazine-palazzo-fendi-omotesando-4

1階では、「ピーカブー(Peekaboo)」や「バゲット(Baguette)」といった、フェンディのアイコニックなウィメンズコレクションのレザーグッズが迎える。厳選された「アルノ・デクラーク(Arno Declercq)」による3つのクルミ色の「ゾーミー(Zoumey)」テーブルが、店内に温かなぬくもりを与え、奥に足を進めると特注のミラーメタル製ラウンドカウンターとハイスツールが配された、ウィメンズコレクションのアクセサリーエリアが広がる。シルバーとゴールドメタルのスタイリッシュなハイスツールはフェンディのファーアトリエで制作されたコニャックカラーのミンクカバーで覆われ、メゾンが誇るクラフツマンシップが細部にまで発揮されている。大胆なコンクリートの梁をくぐりぬけると、本旗艦店のみで取り扱いを開始する愛らしいキッズコレクションとユニークなライフスタイルアクセサリーが並び、アラスカマーブルのローテーブルと、フェンディ ブティックのために特別にカスタムメイドされた「フェンディ・カーサ」のモジュールソファが、心地よい時間を提供する。adf-web-magazine-palazzo-fendi-omotesando-5adf-web-magazine-palazzo-fendi-omotesando-3

同店は2023年に二酸化炭素排出量とエネルギー消費量を削減するというゴールを達成し、権威あるLEEDサステナビリティ認証の付与を目指す。室内空気の品質に対しても特別な配慮がなされ、全スペースに一次空気を提供し、さらに二酸化炭素やVOC(揮発性有機化合物)センサーが取りつけられる。