エレガントなカラーパレットをまとったハンス J. ウェグナーのハイバック・ラウンジチェアが登場
カール・ハンセン&サンは、Hans J. Wegner(ハンス J. ウェグナー)がデザインした、「CH78 ママベアチェア」「CH445 ウィングチェア」「CH446 フットスツール」に、新しい5色のカラーパレットを選べる期間限定のキャンペーン "Mama Bear & Wing Chair in Passion"を展開する。
今回のキャンペーンは、デンマーク Gabriel社のエレガントで温かみのあるプレミアムウール生地「Passion」を期間限定の特別価格で提供するもの。「Passion」は、ニュージーランド産ウールを91%とポリアミド9%を使用したクラシックでミニマル、そして北欧にインスパイアされたウールの張り生地で、奥行きのあるモダンなカラーパレットが特徴となっている。
対象商品・仕様
Gabriel社のプレミアムウール生地「Passion」をまとった、ハンス J. ウェグナーのハイバック・ラウンジチェア(CH78 ママベアチェア、CH445 ウィングチェア、CH446 フットスツール)が2023年9月末まで特別価格で登場。
価格(税込)
- CH78 ママベアチェア(オーク材 オイル/ソープ仕上げ共) ¥447,700
- CH78 ネックピロー ¥17,600
- CH445 ウィングチェア ¥520,300
- CH446 フットスツール ¥158,400
製品について
CH78 ママベアチェア & CH78 ネックピロー
ママ・ベアの愛称で知られるハンス J. ウェグナーのCH78ラウンジチェア。CH71チェア(1952年)を継承する製品として1954年にデザインされる。当時ラウンジチェアの主流が重厚なデザインだったのに対し、ママ・ベアチェアは温くもりのある曲線が創り出す軽快で優雅なシルエットが大きな特徴となっている。曲線と様々な形状を大胆に混合した独特のフォルム、アームの木製パネルに見られるような洗練されたディテール、軽やかさ。さらに人間工学に基づくデザインの追求が、首、背、体を優しく、そしてしっかりと支える至極のコンフォートをこの椅子に与えている。フレーム、 アーム、そして脚の素材はFSC®認証を受けた無垢の木材。オプションで、ネックピロー(ヘッドレスト)も用意されている。
CH445 ウィングチェア & CH446フットスツール
CH445 ウィングチェアは、ハンス J. ウェグナーの独自の才能と美的センスが映えるラウンジチェア。CH446 フットスツールの座面のフレームは無垢のビーチ材、脚はステンレススチール製。軽快なフォルムながら、世代を超えて使用できる高い耐久性を備えている。ウェグナーがデザインした、ラウンジチェアの名作、CH445 ウィングチェア、CH468 オキュラスチェアに最適なフットスツールで、ともに脚はステンレスのみ。
キャンペーン対象のファブリック
Hans J. Wegner(ハンス J.ウェグナー)
数多くの名作を残し、20世紀を代表する才能あふれる家具デザイナーのひとり、ハンス J.ウェグナーはデニッシュデザインの海外進出に大きな役割を果たしたほか、1950年、60年代には一般の人々がそれまで抱いていた家具へのイメージを一掃するような家具を次々と発表し人々に大きな影響を与えた。椅子のデザインを追求し、500以上のデザインをしていることから、椅子の巨匠としても知られる。1914年、靴職人を父にデンマークとドイツの国境の町トゥナーに生まれる。 1940年ウェグナーはアルネ・ヤコブセンとエリック・ムラーが担当する、オーフス市(デンマーク第二の都市)市庁舎の建築プロジェクトに参加し、そこに納める家具をデザイン。またデニッシュデザイン界に大きな貢献を残した家具工房、ヨハネス・ハンセン社との共同作業もこの年に始まる。1943年自身のデザイン事務所を開設し、1944年中国の明朝時代の椅子に影響を受けたチャイナチェアシリーズの最初の作品となる椅子をデザインし、チャイナシリーズ最後の椅子となるのが1949年にデザインされたCH24(Yチェア)となる。ルニング・アワード(1951年)、第8回国際デザイン・アワード(1997年)はじめ、デザイン界における各種の賞を数多く受賞。また、デンマーク王立芸術アカデミーの名誉会員、英国王立美術大学からは名誉学士号が贈られて、その作品はニューヨークのMOMAからミュンヘンのディ・ノイエ・ザムルングまで、世界中の著名な美術館でコレクションされている。 2007年1月92歳で他界。