新しい価値創造につながる「場」
カッシーナ・イクスシーは、2021年5月に東京・大手町へと移転し丸紅の新社屋において、9階から20階にわたる業務フロアの“Round”スペースの設計・施工、ならびに家具からインテリアまでデザイン監修した。また、本プロジェクトが、カッシーナ・イクスシーのウェブマガジンで8月27日(金)より公開されている。
つながり、成長を生むオフィス“Chain”
今までとは異なる働き方で新たな価値を生み出すべく、丸紅は新しいワークプレイスの全体コンセプトを“Chain”として3つの「場」を作った。社員一人ひとりが自律的に働く場所を選択することができ、それぞれの「場」を効果的に使い分けながら知的生産活動のサイクルを回していく。そして、ヒト、モノ、情報が自然と集まり、それらが鎖のように強くつながりながら未来に向かって成長していくオフィスを目指している。
“Chain”として3つの「場」
- “Circle” 組織の一体感につながる「場」
- “Huddle” チームの戦略的情報共有につながる「場」
- “Round” 新しい価値創造につながる「場」
のうち、“Round”にあたるスペースをカッシーナ・イクスシーが担当。
“Round”―多様性に合わせて選べる新しい価値創造の場
従来型のオフィスの雰囲気とは異なり、五感を刺激し気分を切り替えることのできるワークプレイス、“Round”は各フロアに設けられている。心を開放し、課題に向き合い、アイデアを熟考する場所。働く人に合った居心地のよい環境が思考を深め、知識やアイデアを円熟させ、いつもと異なる角度から多面的に物事を捉えることで、新しい発見に繋がることを目指している。フロア毎に3種類のテーマが設定され、カラースキームやコーディネートに反映されている。