企業のサステナビリティ活動を評価する「SUSTAINA ESG AWARDS」2021年度の受賞企業が発表

サステナビリティに特化したプラットフォームサイト「SUSTAINA」において、サステナビリティ活動に積極的に取り組む企業を顕彰する「SUSTAINA ESG AWARDS」の4回目となる2021年度の受賞企業が発表された。全上場企業及び主要未上場企業 約4,400社のなかから、ESG評価と財務評価をもとに「ESG経営先進企業」が選定された。受賞企業には積極的なサステナビリティ活動を称え、受賞ロゴマークを授与される。「SUSTAINA ESG AWARDS 2021」ウェブページにて受賞企業一覧が掲載されている。adf-web-magazine-sustaina-esg-awards-2021-1

「SUSTAINA ESG AWARDS」概要

SUSTAINAのミッションの1つ「企業のサステナビリティ活動が、更に活性化する仕組みをつくる」の一環として実施。「先進的な受賞企業を模範に、多くの企業でサステナビリティ活動が活性化すること」を目的としている。各企業の環境への取り組みや、働き方改革、ガバナンス強化などを促すことで、持続的な経済及び社会の発展につながることを目指す。adf-web-magazine-sustaina-esg-awards-2021-2

総合部門 / ESG経営先進企業 TOP100
ゴールドクラス

住友林業、NECネッツエスアイ、ヒューリック、クレハ、イビデン、中外製薬、ライオン、ダイキン工業、ダイフク、日立製作所、日本電産、日本電気(NEC)、セイコーエプソン、TDK、アドバンテスト、島津製作所、リンテック、伊藤忠商事、日本ユニシス、SGホールディングス

シルバークラス

前田建設工業、綜合警備保障(ALSOK)、アサヒグループホールディングス、住友化学、アステラス製薬、大日本住友製薬、第一三共、伊藤忠テクノソリューションズ、ファンケル、出光興産、TOTO、日本ガイシ、ナブテスコ、小松製作所(コマツ)、ミネベアミツミ、明電舎、富士通ゼネラル、アズビル、シスメックス、太陽誘電、ヤマハ発動機、オリンパス、大建工業、凸版印刷、豊田通商、東京エレクトロン、SOMPOホールディングス、三菱地所、セコム、サントリーホールディングス

ブロンズクラス

積水ハウス、日清製粉グループ本社、双日、味の素、日清食品ホールディングス、野村不動産ホールディングス、SUMCO、日産化学、東ソー、協和キリン、三井化学、日本化薬、塩野義製薬、エーザイ、小野薬品工業、DIC、富士フイルムホールディングス、コニカミノルタ、デクセリアルズ、ENEOSホールディングス、ブリヂストン、日本特殊陶業、JFEホールディングス、三井金属鉱業、住友金属鉱山、文化シヤッター、日立建機、荏原製作所、ブラザー工業、グローリー、JVCケンウッド、IDEC、ジーエス・ユアサ コーポレーション、アンリツ、ソニーグループ、横河電機、デンソー、カシオ計算機、ローム、村田製作所、SCREENホールディングス、ヤマハ、任天堂、三菱商事、キヤノンマーケティングジャパン、芙蓉総合リース、リコーリース、三井不動産、日立物流、川崎汽船

各部門概要
  • 総合部門:ESGスコアと財務スコアからなる総合スコアの上位100社を「ESG経営先進企業」として選定。上位20社をゴールドクラス、30社をシルバークラス、50社をブロンズクラスで表彰。
  • ESG部門:「ESG経営先進企業」の中からE.環境、S.社会、G.ガバナンス、各スコアの高い3社をゴールド、シルバー、ブロンズで表彰。
  • 業種別部門:東京証券取引所・証券コード協議会が定めている33業種毎に、総合スコアの高い3社をゴールド、シルバー、ブロンズで表彰。
選定プロセス・評価概要
受賞企業 選定プロセス

SUSTAINAで調査対象としている「全上場企業及び主要未上場企業 約4,400社」の中から、

  1. 独自の企業不祥事データベースを用いて、過去5年間に発生した不祥事事案の中から社会及び経営への影響が大きかった企業を除外
  2. 不祥事による減点を含めた「ESG総合スコア」をもとに、業種毎に定めた基準スコアを超えた企業 約400社を選出
  3. 選出企業の財務情報をもとに、成長性、収益性、効率性、安全性の指標で財務スコアを算出
  4. E.環境、S.社会、G.ガバナンス、F.財務、各指標の最高点を100に調整
  5. ESGスコア(満点:300)と財務スコア(満点:100)の総合スコアで受賞企業を決定
ESG評価概要
  1. 企業がコーポレートサイトやコーポレートガバナンス報告書などで公表している情報を独自のシステムで評価
  2. SUSTAINA利用者による企業評価
  3. SUSTAINA企業会員によるセルフレポート評価
  4. 4.不祥事による減点から「ESG総合スコア」を算出

独自のESG評価システムは社会的責任に関する国際規格「ISO26000」がベース。ESG指標は「社会的責任全般」「組織統治」「人権」「労働慣行」「環境」「公正な事業慣行」「製品・サービス責任」「コミュニティ参画・発展」の8つ。評価項目は200以上。

財務評価概要

過去5年間の財務情報をもとに、成長性、収益性、効率性、安全性の指標で財務スコアを算出。財務指標は下記の通り。
成長性:売上高成長率(CAGR)、売上高増加率、当期利益増加率、総資産成長率、純資産成長率
収益性:売上高利益率(ROS)、総資産利益率(ROA)、自己資本利益率(ROE)
効率性:総資産回転率、自己資本回転率
安全性:自己資本比率、流動比率

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SUSTAINAについて

SUSTAINAは、ESG・SDGs・CSR・エシカルなどに関する「サステナビリティ最新情報」や、国内の全上場企業及び主要非上場企業約4,400社の「ESG評価情報」、ステークホルダーの立場から「企業を評価・応援できるレビュー機能」、提携サイトで買い物するだけで寄付・社会貢献できる「SUSTAINAショッピング募金」、ポイントで社会課題に取り組む団体に寄付できる「SUSTAINAポイント募金」などを提供する、国内初のサステナビリティに特化したプラットフォームサイト。