世界初、「浮世絵」を1カ月から手軽にレンタルできる、サブスクリプション型レンタルサービス開始
ビジネスプランニングやコンサルティング事業を展開するカサネは、江戸時代から続く日本独自の伝統木版画技術でつくられた「浮世絵」のサブスクリプションサービス「ukio(ウキオ)」の提供を開始。約200点ものラインナップから、いつものビジネスシーンを上質な空間へと変化させる特別な1枚を選ぶことができる。
絵を通してダイレクトに伝わってくる和紙の質感、色合い、木版ならではの独特の柔らかさ、そして繊細な曲線。この「浮世絵」の魅力を一人でも多くの方に知っていただき、もっと身近に感じて気軽に接していただきたい、という観点からukioは誕生した。
オフィスの「エントランス」や「会議室」、病院・クリニックの「待合室」、料亭・レストランの「個室」、ホテル・旅館の「客室」など。大切なお客様をお迎えする空間に「浮世絵」を飾ることで、さりげない日本らしいおもてなしを演出し、その空間に華を添えることができる。
レンタル期間は1か月から始めることができ、ukioが揃える200種類以上の「浮世絵」の中から好きな絵を選ぶだけで、手元に「浮世絵」が送付される。「浮世絵」の交換もオンラインから簡単に行うことができるので、季節や気分に応じて、気軽に掛け替えることができる。(※契約プランや浮世絵の種類によって交換できる枚数が異なる。)またレンタルする全ての「浮世絵」には補償が付いており、レンタル中の破損など、もしもの事態が起きてもサポートされるため、安心して利用できる。
ukioで取り扱う200枚以上の浮世絵と絵師
葛飾北斎(かつしかほくさい)
日本人であれば一度は目にしたことのある、名作「神奈川沖浪裏(Great Wave)」や「赤富士」を描いた江戸時代の浮世絵師。米の雑誌『LIFE』のミレニアム特集号「この1000年で最も重要なできごとと人物・100選(The 100 Most Important Events and People of the Past, 1000 Year)」に唯一選ばれた日本人でもある。
歌川広重(うたがわひろしげ)
四季を意識した豊かな風景画、詩情溢れる花鳥画を描いてきた人気絵師で、北斎のライバルとも言われていた。最晩年に手がけた一大連作「名所江戸百景」では、江戸の風景を、独特の視点と豊かな感性で描き出している。
喜多川歌麿(きたがわうたまろ)
歌麿は、北斎、広重、写楽と並び、世界的に知られている浮世絵師。特に、評判の町娘や遊郭の遊女たちを魅力的に描き、浮世絵美人画の第一人者としてその名を知らしめた。婦女人相十品シリーズ「ビードロを吹く娘」は特に人気の作品。
東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)
版元、蔦屋重三郎によって彗星のごとく登場した写楽は、わずか10か月の間に、140数点もの浮世絵を世に送り出した後、忽然と姿を消した。正体ははっきりとは分かっておらず、今もなお謎の多い浮世絵師。「三世大谷鬼次の江戸兵衛」は、誰もが一度は目にしたことがあるほど有名な作品。
歌川国芳(うたがわくによし)
ユニークな画風で、武者絵、風景画、戯画など、様々なジャンルの絵を描き分けた”奇想の絵師”と呼ばれている。海外でも大人気の「相馬の古内裏」などの武者絵を力強く描く一方、自身の大好きな猫や金魚を擬人化したコミカルで愛らしい戯画、「金魚づくし」シリーズも描いている。
鈴木春信(すずきはるのぶ)
幻想的なシチュエーションに、細身で可憐な美人画で人気を博した。フルカラーの浮世絵、錦絵の発展に大きな役割を果たした春信は、“錦絵誕生の祖”とも呼ばれており、そのストーリー性のある作品は、現在でも国内外で多くのファンを魅了し続けている。中でも「雪中相合傘」は、大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館などにも所蔵されている。