IDÉE TOKYOにて陶芸家デレク・ウィルソンの個展が開催
IDÉE TOKYOに併設のIDÉE Galleryにて、北アイルランドのベルファストを拠点に活動を行う陶芸家 Derek Wilson(デレク・ウィルソン)の展示販売会「Forming Shadows」が2023年7月14日(金)から8月15日(火)まで開催される。ウォールオブジェクト、ベース、ボウルに加え、新作のスカルプチャーなど、50点を超える作品が並ぶ予定だ。熟練のクラフトマンシップとミニマルな美学から生み出されるモダンなコンセプチュアルオブジェクトは、空間の中で静かに佇み、光の移ろいとともにさまざまな表情を見せてくれる。
IDÉEでは、日々の暮らしの中でアートをもっと身近に感じてもらいたいという思いのもと、「Life in Art(日常芸術)」プロジェクトの一環として様々な企画展を開催している。無印良品の店舗でもIDÉE の「Life in Art」企画を実施し、アートのある生活を提案している。Derek Wilsonが創り出す作品は、IDÉEがこれまで提案してきたLife in Art のコンセプトと繋がり、展示会は2021年に続いて2回目の開催となる。
今回の展示会では、花器や壁面に掛けるオブジェのほか、国内初の自立型のオブジェも登場し、合計50点の作品が展示される。Derek Wilsonのセラミック作品は、イギリスの構成主義などからインスピレーションを得た幾何学的なフォルムに、マットな釉薬と穏やかな色合いが特徴。複雑で抽象的な造形は、自身のスタジオでろくろを使った手仕事から生み出される。熟練のクラフトマンシップとミニマルな美学から生み出されるコンセプチュアルなオブジェは、空間の中で静かに佇みながらも、光の経過とともに様々な表情を見せる。
Derek Wilson(デレク・ウィルソン)プロフィール
デレク・ウィルソンは、北アイルランドのベルファーストを拠点に活動する陶芸家/コンセプチュアルアーティスト。アイルランドのデザイン&クラフト カウンシルにて陶芸のトレーニングを受けたのち、ベルファストアートスクールで学位を取得。シンプルさの追求を核に、クラフトとモダンデザインを融合させたテーブルウェアやオブジェを制作。現在もベルファストのスタジオにて活動をしており、講義やワークショップも定期的に開催。国際的にも幅広く展示を行っており、その作品は公共及び個人所蔵のコレクションに収蔵されている。
デレク・ウィルソン 展示販売会「Forming Shadows」開催概要
会期 | 2023年7月14日(金)~8月15日(火) |
会場 | IDÉE TOKYO 併設 IDÉE Gallery(入場無料)※改札外からの入場はJR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券(140円)が必要 |
時間 | 10:00~21:00 |