蔦屋書店の上海2店舗目となる「上海前灘太古里 蔦屋書店」が注目の大型商業施設にオープン

蔦屋書店の中国4号店、上海2号店となる「上海前灘太古里 蔦屋書店」が、2021年11月12日にオープンした。「上海前灘太古里 蔦屋書店」が店を構えるのは、開発が進む浦東新区に総面積約12万㎡にてオープンした、注目の商業施設「前灘太古里」の4F。「Wellness」をテーマにした施設の最上階には450mものランニングコースが設けられれ、アクティブな都会の暮らしをサポートする。

「上海前灘太古里 蔦屋書店」では、ココロとカラダの均衡がとれた健やかな状態から新たなインスピレーションやクリエイティブが生まれていくという考えのもと「Wellness Community」をコンセプトとしている。ココロもカラダも喜ぶようなライフスタイルコンテンツの提案を通じて、豊かな暮らしへの憧れが想起される場所を目指していく。

光が差し込む 「Wellness」 空間

空間・風景・人・機能すべての良さが重なり合う地点に生まれる「居心地」を追求。 屋上階ならではの窓や開口部を生かし、柔らかな光を感じる店内で、購入前の書籍や雑誌をコーヒーやドリンクとともに楽しむことができる。店内中央部に位置するCAFE STANDでは、こだわりの豆を用いて特別にブレンドを調整したコーヒーや、中国有数の高品質な日本茶園で年に一度だけ摘み取られる「大高勇気茶」の茶葉を用いた抹茶ドリンクなど、様々なドリンクと共にサンドイッチなどの軽食を提供する。

「Health & Beauty」:食や美容を中心としたテナント複合型の生活提案

「Feel」「Think」「Health」「Beauty」といった4つのテーマを設定。その中でも食・美容ジャンルに特に注力し、本や文具雑貨だけでなく、テナントと融合した居心地の良い空間の中で、上海の知的欲求の高い顧客に向けた「憧れのライフスタイル」を提案する。

ここでしか購入できない限定商品の品揃え

2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となった「国⽴競技場」など39作品が収録された建築家・隈研吾氏の超大型版写真集「KUMA Kengo WOOD – Materiality of Architecture」を中国では蔦屋書店限定で販売する。

また、東京の根本硝子工芸の三代目「根本幸昇」が手がけるミニロックグラスの中国の蔦屋書店限定モデルや、250年以上続く”江戸木目込人形”の店舗限定商品「美しさを招き入れる猫」、Made in Japanにこだわった店舗オリジナル商品の「Book & Cafe Socks」など、ここでしか手に入らない商品を販売する。

リアルでしか体験できないイベントを開催

アーティストや作家、編集者のトークショー、体験型ワークショップなど、リアル店舗だからこそ楽しめるイベントを開催していく予定。オープン時には「Wellness」をテーマにしたAlex Katzの2021年の新作「Flower」シリーズを展示するほか、資生堂のスキンケアブランド「BAUM」のPOPUPを展開する。(展開期間：11/12-12/26)