6つの都立美術館・博物館が収蔵する資料と作品が横断的に検索できるデータベース
公益財団法人東京都歴史文化財団は、収蔵品検索サイト「TOKYO DIGITAL MUSEUM」をリニューアルし、6つの都立ミュージアム(江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館)が収蔵する資料・作品を横断的に検索できるウェブサイト「Tokyo Museum Collection : 東京都立博物館・美術館収蔵品検索」を公開した。
「Tokyo Museum Collection」は、東京都と東京都歴史文化財団とで推進する『TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト』の一環として、江戸東京の歴史から最先端のアートまで、分野を横断した多種多様なデータの拡充を図り、東京都が保有する文化資源に誰もが簡単にアクセスし、次の世代への継承と利活用を促進することを目指している。
解説付きの「Collection Highlights」やキーワード検索
これまでの検索機能・デザインを一新し、スマートフォン等でもご利用しやすくなったほか、各ミュージアムの注目のコレクションを解説付きで紹介する「Collection Highlights」や、「花見」などのキーワードで横断検索した作品を、アクセスするたびに変化するランダム表示で紹介するなど、施設を横断した作品を提供する。
収蔵品のメタデータをオープンデータとして公開
「Tokyo Museum Collection」では、収蔵品のメタデータ(収蔵品に関する情報)をオープンデータとして公開しており、誰もが情報にアクセスできる機能を強化した。掲載する情報は、今後も随時更新・追加され、検索対象となる資料・作品は計40万点以上になる予定。さらに、先端的な技術を駆使したデジタルコンテンツの提供も試行していく。