T-HOUSE New Balance( ティーハウス ニューバランス)では現代アーティスト、玉山拓郎によるインスタレーション「3 plane shapes」 を開催
本展は、2020年8月15日(土)より発売するファッションブランドAURALEE(オーラリー )とコラボレーションした新作シューズ「FuelCell Speedrift ( フューエルセル スピードリフト )」の発売に合わせて開催するもので、テーマは「ここではない場所の可能性。水平線、垂直線とその外側。並行世界のようでいて、同じ大地を踏み締めている」。
歴史ある蔵と現代建築が融合したT-HOUSE New Balanceは、玉山曰く、“時間性がないまぜになっている” 空間。ここに新たに製作した2m を超える巨大な円形のオブジェを天井や床に複数配置し、光(自然のものと人工のもの)や、ライムイエローの色彩(新作シューズ「FuelCell Speedrift」の色から玉山氏がインスピレーションを広げたもの)を加え、空間に違和感を作り出す。普段ここにあるはずのない異物の存在によって、時代性や時間性だけでなく場所性までもがないまぜになった空間が生まれる。
玉山拓郎 プロフィール
1990年岐阜県生まれ。愛知県立芸術大学卒業後、2015年に東京藝術大学大学院修了。鮮やかな色彩の日用品や照明、映像を用いたインスタレーションを制作。ブラシ、モップ、皿、ソファなど多岐にわたるファウンド・オブジェクトと、独自のペインティングや映像の色調、モノの律動、音響を組み合わせることによって、緻密なコンポジションを持った空間を表現している。近年の主な展覧会に、「VOCA 展2020」(上野の森美術館、2020)、「Euphoria」(TICK TACK、アントワープ、2019)、「The Sun, Folded.」(OIL by 美術手帖、2019)、「Takuro Tamayama and Tiger Tateishi」(Nonaka-Hill、ロサンゼルス、2019)、「思考するドローイング」(500m 美術館、2019)、「Dirty Palace」(CALM&PUNK GALLERY、2018)、「ASSEMBRIDGE NAGOYA 2016 パノラマ庭園 - 動的生態系にしるす- 」(MAT Nagoya、2016)など。現在、参加している「開館25 周年記念コレクション展 VISION Part 1 光について / 光をともして」が豊田市美術館にて9 月22 日まで開催中。
T-HOUSE New Balance
T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス) は、日本古来の文化である「茶室」のもつ清らかさ、平穏さ、調和からインスパイアされ、日本の伝統的な建築様式の一つで、築122 年の歴史がある蔵を新しい機能として活用し、現代的な建築と融合させた空間。ユニークな視点による文化発信と共に、最新のコンセプトやプロダクトの展示・販売を行う。また、 New Balance Lifestyle の新しいコンセプトやプロダクトを開発するスタジオ(TOKYO DESIGN STUDIO) としても 機能し、New Balance Lifestyle のエナジーを総括的に伝えるギャラリー兼体験型ストアとして、訪れるゲストにインディペンデントなアイデアとビジョンを継続的に提示する。
T-HOUSE New Balance presents art installation 「3 plane shapes」概要
会期 | 2020 年8 月15 日(土)~ 8 月25 日(火) |
会場 | T-HOUSE New Balance |
住所 | 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-9-2 |
電話番号 | 03-6231-1991 |
営業時間 | 月・火 11:00 - 14:00、 15:00 - 19:00 金・土・日 11:00 - 19:00 |
定休日 | 水・木 |