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千代田区とアーツ千代田 3331は、ポコラート世界展「偶然と、必然と、−障害のある人、ない人、アーティストの生の表現を世界に解き放つ−」を2021年7月16日(金)から9月5日(日)まで開催する。ポコラート事業10周年を記念する本展では、日本初公開となる作家や作品を含む世界22カ国の作家50名による創作物240点余が展示される。
本展はまた、パリとプラハを拠点とするアール・ブリュットの非営利研究機関「abcdコレクション」より複数の作品が出展される。同コレクションの一部がポンピドゥ・センターに収蔵されることが決定したことに伴い、本展の展示作品の一部は展示終了後、ポンピドゥ・センターに収蔵される。これらの作品を国内で再び見ることは稀有になることが予想され、ポコラート世界展での展示は極めて貴重な機会となる。
- 黒田 勝利 《人類崩壊》 2011-2015年 ルーズリーフ、黒ペン、カラーペン 29.7×21cm photo:MIYAJIMA Kei
- コスティア・ボトキン 《無題》 2019年 ミクストメディア、紙 55×73cm Kostia BOTKINE,©La“S”Grand Atelier,B
- ジミー・ツトム・ミリキタニ 《無題》 2001–2006年 ボールペン、水彩鉛筆、水彩絵の具、紙 43.5×55.5cm photo:MIYAJIMA Kei
- 「描きたい、が止まらない」(90分/近藤剛監督/2019/配給:パオネットワーク)
- カルロス・ハビエル・ガルシア・ウエルゴ 《無題》 1990年 フェルトペン、アクリル絵の具、段ボール 72.4×50cm photo:MIYAJIMA Kei
- メルヴィン・ウェイ《無題》 2000年 インク、セロハンテープ、紙 22.6 ×30.4cm ©collection abcd/Bruno Decharme
- 世界22ヵ国、50名の作家による200点を超える創作の数々をフルカラーで掲載した図録
- ヘルムート・フラディッシュ 《ストロベリーツリー》 2016年 鉛筆、紙 21×29.7cm Courtesy galerie gugging
ポコラート世界展「偶然と、必然と、」情報
主催 | 千代田区、アーツ千代田 3331 |
会場 | アーツ千代田 3331 1階メインギャラリー |
会期 | 2021年7月16日(金)〜9月5日(日) |
URL | https://pocorart.3331.jp/world2021/ |