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大阪400年のまちの変遷を10分間で体感するVRアニメーションが登場

大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」で、日本初となる歴史目撃型XR体験コンテンツ「大阪百世(おおさかももよ)」が2025年7月18日からスタートする。江戸から令和まで大阪400年の都市居住と文化の変遷をテーマに、12の歴史的場面を10分間のVRアニメーションとして体感できる新感覚のコンテンツとなる。XR(クロスリアリティ)とは、現実と仮想を融合させる技術の総称で、「大阪百世」ではVRを活用し、360度映像の中で歴史を「目撃」する体験を提供する。adf-web-magazine-osaka-momoyo-1

12の歴史的転換点を辿る

本作では「大坂夏の陣」(1615年)から「徳川大坂城下」(1665年)、「妙知焼け」(1724年)、「大塩平八郎の乱」(1837年)、「大大阪時代」(1932年)、「大阪大空襲」(1945年)など、大阪のまちと人々の生活を大きく変えた出来事が、時代ごとに描かれる。定点となるのは“堺筋平野町通角”。江戸期には人々が行き交う賑わいを見せ、近代には大阪のメインストリートとして栄えたこの地から、街の変遷を俯瞰するように構成されている。

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Scene1 / 1615年 「大坂夏の陣」

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Scene2 / 1665年 「徳川大坂城下」

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Scene7 / 1913年 「市電・バス・百貨店・天神祭」

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Scene10/1969年 「高度経済成長」

映像演出と監修体制

監督・脚本は、アヌシー国際アニメーション映画祭でVR部門クリスタル賞を受賞したジョナサン・ハガード氏が担当。大阪市立住まいのミュージアムの監修を受け、服装・建物・文化背景まで緻密に再現されている。ストーリーは単なる年代記に留まらず、大阪のエネルギーや復興力を体感できるジェットコースターのような構成となっており、教育要素とエンターテインメントが融合した内容になっている。

空間演出と没入感

体験前に訪れる展示空間も「大阪百世」の一部だ。歴史の流れを象徴する「時の標=立体柱」と、時間の流れをイメージした布素材のインスタレーションにより、訪れた瞬間から体験が始まっていることを感じさせる演出が施されている。この没入感の高い演出により、体験者は“歴史の証人”として大阪の時代のうねりを追体験することができる。

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※画像はイメージです。

コンテンツ概要

本コンテンツは、江戸から令和までの400年に及ぶ大阪の歴史・文化・街並みを10分間に凝縮したVRアニメーション作品である。制作にはエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト、NTTデータNJK、CinemaLeapが参加し、生駒時計店や沢の鶴など地域の企業も協力している。作品内には大阪の都市構造が時代ごとに変化する様子や、天神祭、大阪大空襲、高度経済成長など、街の風景と人々の営みが交差するシーンが盛り込まれている。

大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」

「大阪くらしの今昔館」は、「住まい」を中心に「暮らし」や「まちづくり」をテーマとした歴史系ミュージアム。江戸時代の町並みを実物大で再現した9階展示や、明治〜昭和期の生活をジオラマで再現した8階展示により、来館者は大阪の都市居住の変遷を体験的に学ぶことができる。ミュージアムは、Osaka Metro「天神橋筋六丁目」駅直結。夏休みの家族連れや観光客にとって、歴史とテクノロジーが融合した「大阪百世」は新たな観光体験となるかもしれない。adf-web-magazine-osaka-momoyo-8

 「 大阪百世」開催概要

開始2025年7月18日(金)
会場大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」内特設スペース
時間毎時0分、20分、40分(初回10:20〜/最終16:40〜)
定員各回16名
料金一般1,500円、子供600円(大阪市在住者は割引あり)
URLhttps://tinyurl.com/3s4ctwur