グロテスクさと美しさ、身体性と崇高を超越した美学

アメリカ人アーティスト、クリスチャン・レックス・ヴァン・ミネン個展「Metanoia」がNANZUKA UNDERGROUNDで、2026年1月17日(土)から2月21日(土)まで開催される。NANZUKA UNDERGROUNDでは二度目の個展となる。

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クリスチャン・レックス・ヴァン・ミネン
Christian Rex van Minnen
Still Life with Snake in Vase and Upside Down
Figure
2025
Oil on Linen
H274.7 x W193.5 x D5 cm / H106 x W76 x D2.5 inch
©Christian Rex van Minnen
Courtesy of NANZUKA

ヴァン・ミネンは、1980年アメリカ・ロードアイランド州プロビデンスに生まれ、2002年にレジス大学学士課程を卒業。現在はカリフォルニア州サンタクルーズを拠点に活動している。レンブラント、ホセ・デ・リベーラ、ラッヘル・ライスらを筆頭とする17世紀バロック美術の古典的な油彩技法、20世紀のシュルレアリスム、そして現代アメリカのアンダーグラウンド・カルチャーをブラックユーモアを交えて融合させる特異な作風で知られている。本展では、彼の特徴であるグロテスクかつ魅惑的なスタイルを発展させた作品群に加え、作家が「Straightforward」と呼ぶ、より古典的な静物画のアプローチを試みた新作ペインティングが計15点展示される。

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クリスチャン・レックス・ヴァン・ミネン
Christian Rex van Minnen
Still Life with Octopus in Vase and Upside Down
Figure
2025
Oil on Linen
H275 x W193.8 x D5 cm / H106 x W76 x D2.5 inch
©Christian Rex van Minnen
Courtesy of NANZUKA

17世紀のバロック時代にオランダ、スペイン、そしてイタリアを中心に繁栄したヴァニタス画の系譜を強く想起させる静物画のシリーズに加え、荘厳で幻想的に装飾された花のアレンジメントや、葡萄のような顔を持つ肖像画からなる本展は、これまでヴァン・ミネンが長年の間試行錯誤を繰り返して発展させてきた美意識−グロテスクさと美しさ、身体性と崇高を超越した美学−を照らし出そうとする実践でもある。

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クリスチャン・レックス・ヴァン・ミネン
Christian Rex van Minnen
Still Life with Extispicy and Slobulus
2025
Oil on Linen
H193.8 x W275 x D5.2 cm / H76 x W106 x D2.5 inch
©Christian Rex van Minnen
Courtesy of NANZUKA

クリスチャン・レックス・ヴァン・ミネン個展「Metanoia」開催概要

会期2026年1月17日(土)~2月21日(土)
時間11:00~19:00 ※日・月休廊
会場NANZUKA UNDERGROUND
URLhttps://tinyurl.com/mr4d53jr