伝統工芸組子を使った行燈であかりの小道で日中と異なる趣

和倉温泉観光協会は、国登録有形文化財に指定された「御便殿」を有する青林寺をライトアップする企画、「青林寺ライトアップ&贅沢ティータイム」を2022年1月8日(土)から2月26日(土)まで開催する。昨年好評だった御便殿と庭の美しいライトアップをパワーアップさせ、今年は新たに山門から御便殿の入口を田鶴浜の伝統工芸組子を使った行燈であかりの小道を作り、ゲストを迎える。

adf-web-magazine-wakura-onsen-nationally-registered-tangible-cultural-property-seirinji-illumination-1.jpg

和倉温泉「青林寺ライトアップ&贅沢ティータイム」

adf-web-magazine-wakura-onsen-nationally-registered-tangible-cultural-property-seirinji-illumination-4.jpg

ゆっくり色を変えて映し出される御便殿と庭のライトアップはため息が出るほどの美しさ

御便殿は、大正天皇が皇太子時代の明治42年に、休憩所として建築された由緒ある建物。同様の建物が現存するのは島根県浜田市と和倉温泉の全国で二ヵ所のみとも言われており、2017年には国登録有形文化財に登録されている。和倉温泉の御便殿は青林寺と信行寺に移築保存されており、庭と御便殿が一体となった美しい風景が魅力の一つだ。adf-web-magazine-wakura-onsen-nationally-registered-tangible-cultural-property-seirinji-illumination-2.jpg

adf-web-magazine-wakura-onsen-nationally-registered-tangible-cultural-property-seirinji-illumination-3.jpg

伝統工芸組子を使った行燈

御便殿では、能登島で栽培されている希少価値の高い和紅茶(いやひめ)、柔らかくもっちりした食感が特長の七尾銘菓(ながまし)でのおもてなしの他、青林寺住職による御便殿の説明やライトアップの写真撮影タイムも設けており、御便殿建築当時に思いをはせながら美しい景色が楽しめる。なお、参加者には和倉温泉御便殿オリジナルの特別な御朱印帳のプレゼントが用意される。

adf-web-magazine-wakura-onsen-nationally-registered-tangible-cultural-property-seirinji-illumination-6.jpg

和倉温泉御便殿オリジナルの御朱印帳

「青林寺ライトアップ&贅沢ティータイム」開催概要

期間2022年1月8日(土)から2月26日(土)までの毎週土曜日
場所和倉温泉青林寺(石川県七尾市和倉町レ部61番地)
時間各回約60分 第1部:17:00~第2部:18:00~
定員各回20名
料金1,500円/人
対象者和倉温泉宿泊者
申込方法和倉温泉観光協会(0767)62-1555まで