カルチャーとともに、宇宙、ロボット、エイリアンなど、あらゆるジャンルを横断して紹介するSF解説書
グラフィック社が、書籍『サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界』を2023年10月に発売する。200点以上のイラスト、写真、映画ポスターとともに、SF作品における科学とSF文化の進化を辿るSF解説書の決定版。世界的なSF作品はもちろん、日本の作品も多数掲載。現代SF作家たちへの貴重なインタビューも読み応え抜群。本書は2022年10月からロンドンの科学博物館で開催された『サイエンス・フィクション』展のガイドブックの翻訳版。
SFとは何か?その答えがここにある
未知の事柄を具象化しながら、想像の世界へと読者を誘うサイエンス・フィクション(SF)。本書では、その広大なSFの世界を「人間と機械」「宇宙の旅」「コミュニケーションと言語」「エイリアンと疎外感」「不安と希望」の5部構成で探査。20世紀半ばに生まれた名作に影響を与えた科学者たち、気象問題を取り上げた近年の作品が提唱する新しい生活と、SF作品における科学とSF文化の進化を辿る。『メトロポリス』『2001年宇宙の旅』『猿の惑星』『ブレードランナー』などSF映画の代表作はもちろん、『ゴジラ』『AKIRA』『風の谷のナウシカ』『カウボーイビバップ』など日本の作品もたっぷりと紹介されている。
また、チャーリー・ジェーン・アンダース、ヴァンダナ・シン、テイド・トンプソン、キム・スタンリー・ロビンスンら、SF界を代表する現代作家たちへの貴重なインタビューも掲載している。
目次
サイエンス・フィクションの世界を想像する/人間と機械/宇宙の旅/コミュニケーションと言語/エイリアンと疎外感/不安と希望/参考文献
著者プロフィール / Glyn Morgan(グリン・モーガン)
ロンドンの科学博物館で開催された「サイエンス・フィクション」展のプロジェクト・キュレーター。ベクター誌、英国SF協会批評誌の元編集者。
『サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界』概要
著者 | グリン・モーガン |
発売日 | 2023年10月 |
仕様 | A4変形 並製 総288頁 |
定価 | 4,620円(10%税込) |
ISBN | 978-4-7661-3761-3 |