辻厚成 作陶75年展「土とかたり、炎とかたり」開催-親子での公開制作や建築家 隈研吾とのトークショーも
日本最大級の建築家ネットワークASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)が運営するASJ Tokyo Cellにて、東京陶芸家 辻厚成の作陶75周年を記念する「土とかたり、炎とかたり」が、2022年11月22日(火)から12月18日(日)の期間に開催される。
芸術家の斎藤弘吉を父に、陶芸家の辻清明を叔父に持つ辻厚成は、5歳から作品を創り始めた。都内に窯を持つ数少ない陶芸家として、自らを東京陶芸家と称し独創的な陶芸活動を展開している。「地球は丸い。人も丸い。そっと手を伸ばして触れたくなるような、丸い作品を創り続けたい」そんなメッセージを込めた75周年展には、親子4代(母:辻輝子、息子:辻厚志、孫:辻力太 10才、孫:辻元人 4才)の出品や、粘土からペンダントを制作するワークショップ、辻厚成と辻厚志の27年ぶりの親子共演となる公開制作、そして建築家 隈研吾と美術評論家の森孝一をゲストに迎えたトークショー「建築と陶芸」などの関連イベントが目白押し。
関連イベント
全て特設ページより要予約。
粘土でペンダント制作
- 開催日:2022年11月26日(土)
- 時間:1部(限定10名) 11:00~/2部(限定10名) 14:00~/3部(限定10名) 16:00~ ※各部所要時間およそ30分程度、ペンダント完成品の引き渡しは12月10日(土) 会場にて(11:00-18:00)
- 参加費:3,500円
公開制作
- 日時:2022年12月3日(土) 14:00~15:00
- 出演:辻厚成、辻厚志
トークショー
- 日時:2022年12月12日(月) 17:00~18:00
- タイトル「建築と陶芸」
- 出演:隈研吾(建築家)/森孝一(美術評論家)/辻厚成(東京陶芸家)
辻厚成 プロフィール
1942年12月17日、東京に生まれる。和光学園、玉川学園を経てメキシコ国立美術大学サンカルロスに学ぶ。
5歳より作陶、9歳で光風会へ特別出品、11歳で自らの窯を持ち、中央公論社画廊で初の個展開催。以来、本格的な陶芸活動を続け、厚成紅(こうせいあか)の作品を中心に、厚成白(こうせいはく)、厚成緑(こうせいぎょく)、練りこみ、世界初の貴金属粘土等の手法を用いて伝統にとらわれない新しい陶芸の世界をきずいている。数多くの個展を開催する傍ら、車、ファッションや料理などの分野でコメンテーターを務め、独自のライフスタイルを発信している。 一般社団法人日本葉巻協会 代表理事、シャンパーニュよりサーブルドール騎士団シュヴァリエ騎士爵位称号叙勲、エス・ テー・ デュポン ジャポン 親善大使など多岐にわたり活躍している。
辻 厚成「土とかたり、炎とかたり」開催概要
会期 | 2022年11月22日(火)~12月18日(日) ※11月27日、12月14日休館 |
会場 | ASJ TOKYO CELL |
時間 | 11:00~18:00 |