天才たちが表現した痕跡にはデザインの本質が渦巻く
タイポグラフィを軸に数々のデザインを手掛け、日本のグラフィック・デザインを牽引してきた浅葉克己。BAUHAUSを題材に創り続けて来た100点を超える作品の中から抜粋された作品をキャンバスに落とし込み、一覧できる個展が+81 Gallery ‒ Tokyoで2024年4月19日(金)から5月31日(金)まで開催される。
文字への情熱を常に絶やさず、デザインを「血肉化」する浅葉克己は、映画監督のウディ・アレンを起用した西武百貨店の広告「おいしい生活」やISSEY MIYAKEのロゴなど、多岐に渡るデザインを世に送り出し、人々に鮮烈な印象を与え続けている。本展では、そんな作品の中から、ミサワバウハウスの企業広告としてドイツの伝説的な美術学校BAUHAUSの世界観を表現した作品を一挙に集め、浅葉克己のデザイン哲学とBAUHAUSの伝統の融合を体感できる空間が作り出される。
浅葉克己 プロフィール
1940年神奈川県生まれ。桑沢デザイン研究所、ライトパブリシティを経て、75年浅葉克己デザイン室を設立。代表作に、サントリー「夢街道」、西武百貨店「おいしい生活」、武田薬品「アリナミンA」、三宅一生のロゴマーク関連など。日本アカデミー賞、東京ADC最高賞、紫綬褒章、旭日小綬章、亀倉雄策賞など受賞多数。東京ADC委員、東京TDC理事長、JAGDA理事、桑沢デザイン研究所10代目所長、東京造形大学客員教授。京都精華大学客員教授。青森大学客員教授。卓球六段。
「ASABA × BAUHAUS」開催概要
期間 | 2024年4月19日(金)から5月31日(金)まで |
場所 | +81 Gallery – Tokyo |
URL | https://plus81.gallery |