アートギャラリー・美術館展覧会のおすすめ情報

2023年10月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。

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David OReilly《Eye of the Dream》2018
© David OReilly

金沢21世紀美術館 「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ」

金沢21世紀美術館では、2023年10月7日より「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ」展を2024年3月17日まで開催します。今おこっていることを理解しそれを感じられるものとして展開するインターフェースとなります。注目のテクノロジーであるAI、メタバースやビッグデータで構成される一つのリアリティ、そしてヴィジョンとしてのDXPは衣食住も含めた総合的なライフの可能性を提案します。

  • 会期: 2023年10月7日(土)~2024年3月17日(日)
  • 休場日 :月曜日(ただし10月9日、30日、1月8日、2月12日は開場)、
    10月10日、31日、12月29日~1月1日、1月4日、1月9日、2月13日
  • 開場時間 :10:00 - 18:00(金・土曜日は20:00まで)※当日窓口販売は閉場の30分前まで
  • 会場 :金沢21世紀美術館 展示室7~14、長期インスタレーションルーム、デザインギャラリーなど
  • チケット:公式サイトよりご購入いただけます。
  • URL:https://onl.sc/4QGQFGh

東京都現代美術館「MOTコレクション 被膜虚実/特集展示 横尾忠則―水のように / 生誕100年 サム・フランシス」展

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三上晴子《スーツケース | World Membrane: Disposal Containers–Suitcases》《[スーツケース(黄)]》1992-93[部分]
MOT コレクション展示風景 撮影:柳場大

東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約 5700 点の作品を収蔵しており、「MOT コレクション」展では、会期ごとに様々な切り口を設けて収蔵作品を展示し、現代美術の持つ多様な魅力の発信を行っています。
1階では、「被膜虚実(ひまくきょじつ)」と題し、1980 年代末以降の作品が紹介されます。また3階では、「特集展示 横尾忠則―水のように」と題し、2021 年の当館での個展を機に収蔵された作品を中心にご紹介します。1960 年代から近作まで、その変化に富んだ数々の作品に表れた「水」の表現に注目することで、新たな魅力を探っていきます。あわせて、横尾とゆかりの深い作家の作品も展示されます。また、今年生誕 100 年を迎えたサム・フランシスの大きな絵画のシリーズもお楽しみください。

  • 会期:2023年7月15日(土)~11月5日(日)
  • 休館日:月曜日(9/18、10/9は開館)9/19、10/10
  • 開館時間:10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
  • 観覧料:一般500円(400円) / 大学生・専門学校生 400円(320円) / 高校生・65歳以上 250円(200円) / 中学生以下無料
    ※( ) 内は20名様以上の団体料金
    ※ 企画展「デイヴィッド・ホックニー展」、「あ、共感とかじゃなくて。」展のチケットでMOTコレクションもご覧いただけます。
    ※ 小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
    ※ 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料になります。
  • 会場:東京都現代美術館 コレクション展示室
  • URL:http://bit.ly/3NAVNAz

京都市京セラ美術館 井田幸昌展「Panta Rhei|パンタ・レイ - 世界が存在する限り」

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ⒸIDA Studio Inc.

井田幸昌展「Panta Rhei|パンタ・レイ - 世界が存在する限り」が、2023年9月30日(土)から12月3日(日)まで京都市京セラ美術館で開催されます。画家・現代美術家の井田幸昌にとって初となる国内美術館での個展。一貫して「一期一会」を自身の創作テーマとし、二度と出会うことのない「今」を表現する井田の、過去最大規模の展覧会となります。

  • 会期:2023年9月30日(土)〜12月3日(日)
  • 時間:10:00 - 18:00 ※最終入場は17:30まで
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
  • 会場:京都市京セラ美術館 本館 南回廊2階
  • 料金:一般/当日1,800円 大学・高校生/当日1,500円 中学生以下無料
  • 主催:京都新聞、京都市
  • 後援:京都府、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京阪ホールディングス株式会社、株式会社エフエム
  • URL:https://ida-2023.jp/

SOMPO美術館 「ゴッホと静物画展―伝統から革新へ」

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SOMPO美術館では、2023年10月17日(火)から24年1月21日(日)まで「ゴッホと静物画―伝統と革新へ」を開催します。フィンセント・ファン・ゴッホは何を学び、何を伝えたのか。本展覧会は、17世紀から20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れのなかにゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。また、本展覧会では「ひまわり」にも焦点をあて、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品もご紹介します。

  • 会期: 2023年10月17日(火)~2024年1月21日(日)
  • 休館日: 月曜日(ただし1/8は開館)、年末年始(12/28~1/3)
  • 開館時間: 10:00 - 18:00
    (ただし11/17(金)と12/8(金)は20:00まで)
    ※最終入場は閉館30分前まで
  • 会場: SOMPO美術館
  • URL: https://gogh2023.exhn.jp/
  • 日時指定予約制URL: https://gogh2023.exhn.jp/

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」

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公益財団法人日本デザイン振興会は、2023年10月25日(水)から10月29日(日)まで、東京・六本木の東京ミッドタウンで2023年度のグッドデザイン賞の受賞作品を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」を開催します。

このイベントでは、10月5日(木)に発表予定の「2023年度グッドデザイン賞」全受賞作品を展示します※ 。
全受賞作品の展示は2019年以来4年ぶりとなります。受賞作の中でも、特に評価が高い「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた対象100点は現品を出展します※。
また、長年愛され続けるデザインに贈られる「ロングライフデザイン賞」の受賞作品も紹介します。

会期中には受賞作品の紹介とともに、グッドデザイン賞受賞商品を販売する「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA 」のPOP UPストアを東京ミッドタウンに期間限定でオープンします。さまざまなジャンルのグッドデザイン賞受賞デザインをいち早く見て、触れて、買って、暮らしの中に取り入れることができるビッグイベントです。
※ 建築やサイズが大きい受賞対象などは説明パネルなどでの出展となります。

  • 会期:10月25日(水)~10月29日(日) 
    時間:11:00 - 20:00 (10月28日は21:00閉場、10月29日は18:00閉場)
  • 会場:東京ミッドタウン内各所
  • 入場無料・事前予約不要(混雑状況により入場制限を行う場合があります)
  • 主催:公益財団法人日本デザイン振興会
  • 後援:経済産業省、中小企業庁、東京都、日本商工会議所、日本貿易振興機構(JETRO)、国際機関日本アセアンセンター、日本経済新聞社、NHK、World Design Organization、東京ミッドタウン
  • URL: https://www.g-mark.org/

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS) TOKAS Project Vol. 6「凪ぎ、揺らぎ、」

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トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)にて、TOKAS Project Vol. 6「凪ぎ、揺らぎ、」が2023年10月7日(土)から11月12日(日)まで開催されます。2001年の開館以来、海外のアーティスト、キュレーター、アートセンターや文化機関などと協働して展覧会や関連プログラムを実施してきたTOKAS。2018年より開始したTOKAS Projectは、国際的な交流を促進し、多文化的な視点を通じて、アートや社会など様々なテーマについて思考するプロジェクトです。

  • 会期:2023年10月7日(土)~11月12日(日)
  • 時間:11:00 - 19:00(入場は閉館30分前まで)
  • 休館日:月曜日(10/9は開館)、10/10(火)
  • 会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
  • 料金:無料
  • 協力:ケベック州政府在日事務所、ケベック・アーツカウンシル、センター・クラーク
  • URL:https://onl.tw/LwpKWXH

東京国立近代美術館 「生誕120 年 棟方志功展」

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東京国立近代美術館では、2023年10月6日(金)から12月3日(日)まで、「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」を開催します。「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功は、青森、東京、富山の3つの地域を拠点に活動しました。本展では、この 3つの地域との関わりを軸に多彩な棟方作品を紹介。板画、倭画 、油画に加え、本の装幀、挿絵、映画・テレビ・ラジオ出演などにも着目し、棟方の活動を紹介します。

  • 会期:2023年10月6日(金)~ 12月3日(日)
  • 休館日:月曜日(ただし10月9日は開館)、10月10日(火)
  • 開館時間:10:00 - 17:00(金曜・土曜は10:00 - 20:00)
    入館は閉館30分前まで
  • 会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
  • URL: https://www.munakata-shiko2023.jp/

京都国立近代美術館 開館60周年記念「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」

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2023年10月13日(金)から12月10日(日)の期間、京都国立近代美術館にて、開館60周年記念「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」が開催されます。常に画壇の中心であった京都も明治に入ると、東京奠都、西欧化により、受け継いできた伝統や威信がゆるがされ、土田麦僊、小野竹喬、野長瀬晩花、岡本神草など新世代の画家達は、まだ誰も見たことのない日本画を創造しようと、竹内栖鳳、上村松園などの先輩画家たちとともに試行錯誤しました。

京都国立近代美術館の開館60周年を記念する本展では、明治末から昭和初めにかけて、京都画壇の画家たちが一丸となり、迷い、もがいた時代の、時に荒ぶり、過剰で、愛おしい作品をご堪能いただきます。どうぞご期待ください。

  • 会期:2023年10月13日(金)~12月10日(日)
  • 休館日:月曜日
  • 会場:京都国立近代美術館
  • 開館時間:10:00 - 18:00(金曜日は20:00まで夜間開館)※入館は閉館の30分前まで
  • 主催:京都国立近代美術館、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
  • 協賛:非破壊検査
  • URL: https://kyotogadan2023.exh.jp/

東京国立博物館 「博物館でアジアの旅 アジアのパーティー」

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東京国立博物館では2023年9月26日(火)から10月22日(日)の期間中、「博物館でアジアの旅」を開催します。「博物館でアジアの旅」は、今年で記念すべき10年目を迎える秋の恒例企画です。アジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を舞台に、毎年独自のテーマを掲げ、それにちなんだ作品を館内随所に展示します。今年のテーマは「アジアのパーティー」です。雅な人びとの詩会のひとときや音楽の集いを描いた作品、アジア各地の宴に用いられた酒器や祭器、婚礼を祝う人びとの思いが込められた刺繡など、アジアのパーティーにまつわるさまざまな作品が紹介されます。どうぞお楽しみください。

  • 会期:2023年9月26日(火)~10月22日(日)
  • 会場:東京国立博物館 東洋館
  • 開館時間:9:30 - 17:00 ※入館は閉館の30分前まで
  • 休館日:月曜日、10月10日(火)※10月9日(月・祝)は開館
  • URL: https://onl.sc/TvwuHtD