建築・デザインの現在と未来が交差する世界最大級のフェスティバルが米国上陸
World Architecture Festival(WAF)が、2025年11月12日から11月14日までフロリダ州マイアミビーチ・コンベンションセンターで開催される。18年の歴史を持つ本フェスティバルがアメリカで開催されるのは今回が初。世界中から建築家・デザイナーが集い、3日間にわたりアワード、トークセッション、展示、ネットワーキングイベントなどが行われる。2025年のテーマは「Hearts and Minds(心と知性)」。建築やデザインが論理的思考と感覚的体験の双方に根ざす営みであるという視点から、国際的な登壇者たちが多面的に議論を展開する。また、青山デザインフォーラム(ADF)は本フェスティバルの正式メディアパートナーを務める。
WAFアワード 2025 応募受付中
WAFの中核を成すアワードプログラムは現在エントリー受付中。完成建築、インテリア、未来プロジェクト、ランドスケープの4部門、計45カテゴリーで作品を募集しており、応募者は国際審査員とフェスティバル参加者の前でライブプレゼンテーションを行う。2025年からは新たに「WAF Interiors」カテゴリーが加わり、ヨットや船舶、ハウスボートなど水上空間のインテリアデザインも評価対象となる。各カテゴリーの受賞者は「World Building of the Year」「Interior of the Year」「Landscape of the Year」「Future Project of the Year」といった最優秀アワードへの挑戦権を得る。
北米建築界の新星を紹介する「40 under 40」
2025年大会では北米を拠点とする40歳以下の若手建築家を対象とした新企画「40 under 40」が始動。The Architect’s Newspaperとのパートナーシップのもと、選出された建築家たちのプロジェクトと思想を展示・紹介する。
応募スケジュール
- 早割締切:2025年3月14日
- 最終締切:2025年4月25日
- 審査期間:2025年6月
- ショートリスト発表:2025年7月
- フェスティバル開催:2025年11月12日(水)から11月14日(金)
- エントリー詳細
会場と主なプログラム
会場
Miami Beach Convention Center(フロリダ州マイアミ)
内容
- 17の審査室でのライブプレゼンテーション
- メインテーマ「Hearts and Minds」に基づくトークセッション
- WAF Interiors展示とステージプログラム
- Design Intelligenceによるビジネス&マネジメントセッション
- 応募作品を紹介するデジタルギャラリー
- 建築ツアー、ネットワーキング、フリンジイベント
- 若手建築家紹介企画「40 under 40」展示
- ガラディナーおよび各賞発表
GROHE
GROHEは創設以来WAFを支えてきた公式スポンサー。2025年大会では、北米での「GROHE SPA」ローンチを記念し、「Health Through Water(水を通じたウェルビーイング)」をテーマにした新インスタレーションを披露予定。革新・品質・サステナビリティを掲げ、世界の建築コミュニティと連携する。