現代の数寄者に向けて「数寄に住む - As you like it. -」をコンセプトに
インテリアデザイナーの片山正通がデザインした「NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA MASU」全4棟が、2024年10月17日(木)から販売開始された。開業は2026年秋を予定している。
「MASU」をデザインするにあたり、インスピレーションの源となったのは建築家・丹下健三が設計した成城の自邸。丹下の自邸からは、数寄屋をモダニズムの視点で再解釈しようとする姿勢がうかがえる。数寄屋建築の代表とも言える「桂離宮」の要素と、ル・コルビュジエが提案したピロティ(1階部分を柱で支え、地上を吹き放しにする空間)を融合させていた。片山はこの精神を受け継ぎ、文化の再解釈と再編集を通じて現代にアップデートした住空間を作り出した。
NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA MASU 特徴
数寄屋造りとモダニズム建築にインスパイアされた新たな表現
かつての茶を嗜む行為や時間を新たに捉え直し、多様な趣味や時間を楽しむ「現代の数寄者」のための空間。用途に縛られない多様な利用が可能なピロティ空間を設け、2階居住部分からの眺望を確保するとともに、建築と森をシームレスに結びつけた。
4×4mの様々なマスを8つ組み合わせることで生まれる空間
空間は4×4mの様々なマスが8つ組み合わさっており、全体が360°デッキとシームレスに接続され、森との一体感を強く感じることができる。
東と西の融合を体現するこだわり抜いたインテリア・家具・アート
家具選びにおいては、日本文化が世界の建築やデザインに与えた影響を意識し、近年のテーマである“東と西の融合”を体現しているものにフォーカス。特にミッドセンチュリー期に発表された国際的なマスターピースを中心に選定している。
棟ごとに異なる数寄を楽しむ 特別な「マス」
4棟それぞれで用途を変えた特別な一室の「マス」を用意。和室、書斎、シアタールーム、寝室と、目的に合わせてハウスを選ぶことが可能。
各部屋詳細
リビング
アトリウム
ダイニング
バスルーム
サウナ
ベッドルーム
アウトドアリビング
片山正通
インテリアデザイナー/ワンダーウォール代表。片山正通率いるWonderwall®は、コンセプトを具現化する際の自由な発想、また伝統や様式に敬意を払いつつ現代的要素を取り入れるバランス感覚が国際的に高く評価されている。ブティックからブランディング・スペース、大型商業施設の全体計画まで、世界各国で多彩なプロジェクトを手がける。
代表作に、NOWHERE (BUSY WORK SHOP® HARAJUKU)、外務省主導の海外拠点事業 JAPAN HOUSE LONDON、ユニクロ グローバル旗艦店(NY、パリ、銀座等)、THE TOKYO TOILET 恵比寿公園など。デザイン誌『FRAME』(オランダ)主催の「FRAME AWARD 2020」でLifetime Achievement Awardを受賞。 「NOT A HOTEL HIROO」も手掛ける。
NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA MASU物件概要
所在地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村大字大前字細原2286 -181他 |
敷地面積 | MASU-1:7,337.10㎡、MASU-2:5,154.21㎡、MASU-3:6,070.77㎡、MASU-4:5,894.73㎡ |
屋内面積/総面積 | 189.59㎡ / 526.80㎡(屋内面積 189.59㎡+屋外総面積 337.21㎡) |
構造 | 鉄骨造二階建て |
客室数 | 4戸 |
間取り | 2 Bedroom |
宿泊人数 | 4~6名 |
URL | https://tinyurl.com/3skyy5c3 |