開発から製造まで全て長野県で行われたデザイン家電 「RoomiAir Deux」が発売
オーク製作所は2019年に発売したオリジナル「RoomiAir」に、モビリティー性能や照明としての機能をアップデートさせた第2弾「RoomiAir Deux/ルミィエール・ドゥ」を2021年9月21日(火)に発売する。企画から開発、デザイン、製造まで全てコワーキングスペース「富士見 森のオフィス」で行われ、オーク製作所独自のオゾン技術とクリエイターのスキルとセンスが合わさった他に類を見ないデザイン家具となった。世界各地で続く様々な感染や環境問題など、不安でストレスを感じながら過ごす生活環境を、まるで八ヶ岳の澄んだ空気と森に包まれているような安らぎある清潔な空間に変えたい、との想いが込められている。
窒素酸化物(NOx)を含まないオゾンが、ウイルスを除去
空気中のウイルスや菌の除去、悪臭などを分解することが可能なオゾンの力を使い、スポーツ用車椅子や医療機器などの洗浄用に開発されたORC製作所の独自技術「Pure O(ピュアオー)」テクノロジーは、通常のオゾン発生器で発生してしまう有害な窒素酸化物を生成することなく、光で純粋なオゾンのみを生成することができる。「Pure O」によって発生させたオゾンがウイルスや細菌の細胞膜、臭気性物質に作用し、細胞膜を破壊。室内に漂うウイルスや菌を除去することができる。付着した物質を直接攻撃するため、耐性菌も作られない。オゾンは元々空気中に存在する物質で特別な原料を必要とすることなく発生させることができ、そのまま酸素へと変化するため、残留することがない。
開発、デザイン、製造。全てが長野県で行われたMADE IN JAPANプロダクト
長野県・諏訪地域で生まれたこの製品は地元の木材を使い、地域の職人によって一つ一つ手作りで仕上げられている。調光によってガスランプのような温かみを演出できる。空気を清浄化し、空間に落ち着きを与える灯火として、生活空間を守る。
全体デザイン
Route Designの津田 賀央とMATSUDA SHOJI DESIGNの松田 裕多が商品コンセプト、ハードウェアデザイン、UXデザイン、ネーミングを担当。彼らは広告コミュニケーションからサービスデザイン、ハードウェア設計などをバックボーンに持ち、コワーキングスペース「富士見 森のオフィス」(長野県・富士見町)の運営を通じて同スペースに集う様々な職種の人々と共にプロジェクト型のワークスタイルを実践している。
機構設計・開発
ハードウェアの機構設計及びプロトタイプの開発は、D.R Pocketの今井照明と松本宇音が担当。CADを使った設計モデリングや3Dプリンターなどを駆使したプロトタイプ開発など、様々な企業の製品開発をサポートしている。
手作りのウッド&ガラス:地元の職人によって手作業で仕上げられた長野県産のウッドボディーとガラスフレームを組み合わせられたモダンなデザインは、寝室や客間、リビングの空間に洗練さをもたらす。
空間を温かく演出する調光可能なLED:主電源を兼ねたLEDライトは、ボディー上部をひねることでガスランプのように点灯。空間に応じた明るさに調光可能。
RoomiAir Deux概要
発売日 | 2021年9月21日(火) |
価格 | 198,000円(税込) |
サイズ | 直径107mm×高さ209mm,、本体約565g |
内臓電池 | リチウムイオン電池 |
オゾン発生方式 | 特殊無水銀UVランプ方式 |
使用時間 | 約4時間(内臓電池使用時) |