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タイムアウト東京が「Time Out Index」の2021年版から「世界で最もクールな30のストリート」を公開

タイムアウト東京は、世界328都市に展開するタイムアウトが毎年実施しているグローバル・サーベイ「Time Out Index」の2021年版から「世界で最もクールな30のストリート」(日本語版)を公開。タイムアウトの100人以上の地元編集者や専門家、そして、世界の2万7000人以上の都市生活者への調査を集計し、世界で最もクールなストリートが選出された。

世界328都市58ヶ国13言語で展開するタイムアウトのグローバルネットワークを活用して毎年行われているグローバル・サーベイ、「Time Out Index」は、生活者の目線で彼らが暮らす街の魅力を評価する調査で、これまでに「世界で最もクールな地区」や「世界のベストシティ」などを選定し発表してきた。2021年のタイムアウトインデックスでは、よりローカルな目線に焦点を絞り、「世界で最もクールな30のストリート」の選出が行われた。

ストリートは都市の縮図

選ばれたストリートには素晴らしいストーリーがある。ストリートには、活気に満ちた地元の文化や食、そして、その土地の歴史がある。そこは、都市の縮図であり、愛する全てのものが存在している。さらに、ストリートはいつの時代もコミュニティの中心であり、苦難の時期には、人々や企業がお互いに助け合う場所でもある。「世界で最もクールな30のストリート」には、にぎやかな大通りから裏通りまで個性豊かな世界でもっともクールで魅力にあふれるストリートが紹介されている。再び海外旅行ができるようになった時には、これらのストリートが訪問先や滞在先のリストにあがることだろう。

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13位に選出されたキャットストリート

世界で最もクールな30のストリート(トップ10)

  1. スミス・ストリート(メルボルン)
    メルボルン北部に位置するにぎやかで活気のある通り。個人経営のパブやワインバー、レストランなどが軒を連ねる。ライブヴェニューもあり、ナイトライフも充実。ロックダウン解除後、メルボルンのエキサイティングな雰囲気を満喫するのにぴったりの場所だといえる。
  2. サン・ジョアン通り(バルセロナ)
    バルセロナのアシャンプラ地区とグラシア地区にある大通り。最近市内初となる「緑の回廊」の一つとして再開発されたばかりだ。この通りは、歩行者や自転車にとても優しく、飲食店の屋外席も多い。ゆっくりと地元の名所を散策した後はスタイリッシュなレストランでおいしい食事を食べるのもいいだろう。「マンガ・トライアングル」と呼ばれる、コミック本専門店が集まるエリアもこの通り沿いにある。
  3. サウス・バンク(ロンドン)
    サウスバンクには、ロンドンの主要な観光スポット(世界を代表する劇場やアートギャラリーなど)だけではなく、素晴らしい飲食店やショップも集まっている。テムズ川沿いを散策するのであれば、まずサウス・バンクを目指すべきだ。フードマーケット、ポップアップショップ、有名なスケートパークがあり、一日いても飽きない。
  4. サン・イーサイドロ(ハバナ)
    ハバナの旧市街であるオールド・ハバナの南に位置する細道。モダンな通りの至る所にストリートアートがあふれている。ヤリニ・ハバナのルーフテラスで、屋外での食事やカクテルが楽しみながら、これらのストリートアートを眺めるのもいいだろう。
  5. サンセット通り(ロサンゼルス)
    調査に参加したロザンゼルス市民の圧倒的多数が、自分たちの街でクールなのはサンセット通りだと回答。緑豊かな海岸線からにぎやかなハリウッドのメディア地区まで、22マイル(35キロメートル)に及ぶこの通りは、あらゆる分野の人々を引きつけてやまない。
  6. ウィッテ・デ・ウィト通り(ロッテルダム)
    ロッテルダムの中心部を貫くメインストリートで、常に活気でいっぱいだ。素晴らしいギャラリーや評判の良いレストランが軒を連ね、平時であれば、ナイトクラブも最高の盛り上がりを見せる。2020年からは市内のほかの場所と同様、隣接するレストランやバーが路駐スペースを活用することが可能に。通り全体が一つの大きなパーティー会場に感じられるほどにぎわっている。
  7. トレス・リオス通り(サンパウロ)
    サンパウロの歴史的な地区の一つであるボンレティーロの中心部を通る。美しいピナコテカ美術館から歩いて数分のところにあり、今、急速に発展している。この通の周辺は、イタリア、韓国、ギリシャ、ボリビア、東欧などからの移民が集まる「人種のるつぼ」で、刺激的なフードシーンが生まれている。
  8. ハジレーン(シンガポール)
    カラフルな歩行者天国であるハジレーンには、ビンテージ品や布地などを扱うユニークなショップが並んでいて、街歩きが好きな人の天国といえるような場所だろう。さまざまな料理、ギャラリー巡り、ナイトライフも楽しめ、昼夜を問わず活気にあふれている。
  9. ロドリーゲス・デ・ファリア通り(リスボン)
    リスボンのクリエーティブハブ、LX ファクトリーのメインストリート。通り沿いには、レストラン、ショップ、スタジオ、コワーキングスペースが立ち並び、たくさんのストリートアートが見られる。朝食からDJがプレイする深夜音楽まで、必要なものは何でもそろっている、まるで「都市の中の都市」のような通りだ。
  10. タメス通り(ブエノスアイレス)
    パレルモ地区とビジャ・クレスポ地区を結ぶ長い通り。通り沿いには、個性的なレストランやバー、目を見張るようなストリートアートがたくさんある。真新しい屋内フードホール、メルカトで世界最高のバーの一つであるトレス・モノスでカクテルを注文してみてはどうだろう。

タイムアウト東京について

2009年に事業を開始したタイムアウト東京は日本のインバウンド市場をリードするメディアとしてのポジションを確立。日本語・英語のバイリンガルで、東京はもちろんのこと、地方も含めた日本の魅力を国内外に発信している。

タイムアウトは1968年にロンドンで創刊されたシティガイド。ローカルエキスパートが編集するガイド手法が支持を集め、現在は世界328都市58ヶ国13言語に展開している。地域密着のガイドでありながらグローバルブランドというユニークな立ち位置となっている。2014年にはポルトガル、リスボン市の築150年の公共市場をリノベーションし、フードとカルチャーの融合した巨大なフードマーケット、「タイムアウトマーケット」をオープン。2019年には年間約430万人が訪れるなど、観光都市リスボンの#1デスティネーションとなった。同年「Best the city under one roof」のコンセプトを掲げ、マイアミ・シカゴ・モントリオール・ブルックリン・ボストンの5都市にタイムアウトマーケットをオープン。2021年4月には中東エリア初のタイムアウトマーケットをドバイにオープンし、連日人気を博している。歴史あるメディアブランドでありながら、大胆なピボットにより、タイムアウトマーケットビジネスを展開していることが評価され、ファーストカンパニー社の “The 10 most innovative media companies of 2020”に選出されている。